10/18(水) 12/13(水) 開講形態:隔週 講座番号 G2331205 受付終了 近代フランス絵画の100年 アカデミスムとモダニスムの相克をめぐって 東京 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2023/10/18(水) 、2023/11/01(水) 、2023/11/15(水) 、2023/11/29(水) 、2023/12/13(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 20,000円 (講座料:20,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2023/10/09(月) 13:00 上:アレクサンドル・カバネル、《ヴィーナスの誕生》、1863年、カンヴァスに油彩、130 x 225 cm、オルセー美術館(パリ)、下:エドゥアール・マネ、《オランピア》、1863年、カンヴァスに油彩、130.5 x 190 cm、オルセー美術館(パリ) お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 近代西洋美術史における諸運動、重要な作家・作品の特徴などについての概括的な知識を身につける アカデミスムとモダニスムという2つのキーワードを手掛かりに、革命期(1789-99)から19世紀末までの近代フランス絵画史を概観します。マネ・印象派などの前衛的なモダニスム諸運動が保守的なアカデミスムに勝利した闘争の歴史としての近代美術史観に対し、近年では批判も高まっています。そうした成果を踏まえつつ、美術の意味や役割が大きく変化したこの時代、芸術家がいかに振舞い、創ったのかについて、より多角的な視座に立って考察していきます。 スケジュール 10/18(水) 14:00~16:00 第1回:近代美術とは何か?:アカデミスムとモダニスム 近代美術は、それ以前と異なった社会条件のもとに成立しました。それらがいかなる特徴を備えていたのか、2つのキーワードを手がかりにまずは概観していきます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 11/01(水) 14:00~16:00 第2回:新古典主義 vs ロマン主義 新古典主義の巨頭アングルと、ロマン主義の旗手ドラクロワを中心に、王政復古~七月王政期のフランスを彩った二大潮流を辿ります。 [担当講師: 大森 弦史 ] 11/15(水) 14:00~16:00 第3回:クールベのレアリスム、マネのモダニスム 第二共和政~第二帝政にかけ相次いで登場した2人の反逆児、クールベとマネの活動について詳しく論じます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 11/29(水) 14:00~16:00 第4回:印象派の登場と、アカデミスム 1874年の「第1回印象派展」以降、加速度的に勢いを増していくモダニスム運動を辿りつつ、その一方で顕在化したアカデミスムの問題を考えていきます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 12/13(水) 14:00~16:00 第5回:印象派以後、象徴主義、世紀末の美術 19世紀末期に展開した印象派以後の諸傾向を概観しながら、アカデミスムを支えた美術のシステムが、なぜ崩壊へと向かったかについて考えていきます。 [担当講師: 大森 弦史 ] 持参物 ○筆記用具、手元ライト(プロジェクター投影時に、教室が暗くなる場合があります。必要な方のみお持ちください。) 備考 【開講時間】14:00~16:00 ○参考文献:『増補新装 カラー版 西洋美術史』(高階秀爾監修/ 美術出版社/1,900円[本体]) ※購入および講座への持参は必須ではありません。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2331205 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】10/02(月)11:11 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 大森 弦史 (東京工芸大学芸術学部准教授) 1974年埼玉県生まれ。2003年、東京藝術大学大学院博士後期課程満期退了。西洋美術史専攻。特に19世紀イギリス・フランス美術史、近代の版画・諷刺画・色彩版画について研究しています。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 立ち絵が上手くなるキャラクター解剖学:人体構造からキャラを作る 人体の構造を理解しキャラクターを整合性のある造形にする。講座概要:構造的な形を学ことによって人体の成り立ちを理解する。構造的な形状から整... 暮らしに役立つ空間デザイン論:住まいの "心地よさ” は五感で決まる 五感と住空間の深い関係を理解し、各感覚がどのように空間に作用し、快適さや心地よさを生み出すのかを具体的に学ぶことで、生活の質向上に活かせ... 「詩×短歌」の創作を通して芸大生の表現力をためす 詩や短歌の創作を通じて芸大生の創作力を向上させます。 詩や短歌は比較的短い表現で芸術作品が完結しますので、鑑賞しやすく創作のハード... 戦後文学と現代 -はじめて読む大江健三郎 文学作品から戦後の日本社会を読み解き、時代や社会の視点から文学を批評的に考察する方法に入門するシリーズです。 ウクライナ、ガザ、戦... 関連講座 禅寺の美、はじめての方丈庭園(遠隔+対面) 竹と共に編む、京の涼-京都職人WORKSHOP2025夏- 庭園学講座32 -京都近代の庭園と建築 目的 京都に残る近代庭園・建築について、講義と実地訪問によって、その魅力や特徴を探ります。 講座の概要 近代の日本において... 上賀茂神社・平安神宮と石清水八幡宮(遠隔+対面) 最近見た講座 西洋美術とキリスト教 西洋美術にとってキリスト教は最も大切なテーマです。 しかし宗教とほ縁の薄いわたしたち日本人は、キリスト教についてほとんど何も知らないと...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール