10/09(月) 10/15(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2335111 受付終了 話芸と文芸 夏目漱石も森鷗外も、みんな落語や講談が大好きだった 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2023/10/09(月) 、2023/10/15(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2023/09/29(金) 13:00 夏目漱石と三代目柳家小さん。漱石は小さんについて「小さんは天才である。あんな芸術家は滅多にでるものじゃない」と述べている。 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 文学作品(文芸)と寄席演芸(話芸)との関わりを知る 幕末から明治期にかけて、寄席は庶民娯楽の王道でした。正岡子規や夏目漱石、森鷗外をはじめ、のちに文学史を彩ることになる作家たちも足しげく寄席に通いました。特に寄席演芸の中心をなす落語や講談といった話芸に魅了され、寄席に入り浸るだけでは飽き足らず、寄席通いの日々を己が作品に投影させた作家たちも少なくありません。本講座では、そんな作家たちと、彼らの原風景のひとつである寄席演芸との関わりを学習するとともに、日本の近代文学が話芸から何を取り入れたのか、その諸相を明らかにします。 スケジュール 10/09(月) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]10/9(月)~10/14(土) 坪内逍遙や二葉亭四迷、正岡子規、夏目漱石、森鷗外、永井荷風といった作家たちと話芸との関わりについて、さまざまな資料を参照しつつ、その結びつきの深さを学びます。文芸は話芸から何を取り入れたのでしょうか。 ①坪内逍遙、二葉亭四迷と三遊亭円朝(80分) ②正岡子規と娘義太夫(80分) ③夏目漱石と三代目柳家小さん(80分) ④森鷗外と寄席―くつろぐ鷗外(80分) ⑤永井荷風、落語家になる(40分) [担当講師: 宮 信明 ] 10/15(日) 13:20~17:40 ■ライブ講義(Zoom配信) 十一代目桂文治の話芸に実際に触れてもらうとともに、名作名演を鑑賞しながら、文治が語る話芸の魅力について学びます。さらに、話芸と文芸(文学)について、受講生も交えて質疑応答することで、話芸と文芸のそれぞれの特質を深く考察します。 13:20-14:40 桂文治の話芸(落語実演) 14:50-16:10 桂文治に聞く話芸の魅力(名演鑑賞) 16:20-17:40 桂文治に聞く話芸と文芸 [担当講師: 桂 文治 、宮 信明 、飯田 ひとみ ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】13:20~17:40 ※ライブ講義(10/15)の開講時間 ○本講座は、4.5コマ相当のオンデマンド講義(録画配信)と3.0コマ相当のライブ講義(Zoom配信)による組み合わせで開講します。 ○「オンデマンド講義」の開講時間が14:00~23:59と表示されていますが、視聴期間初日(10/9)の14:00以降、最終日(10/14)の23:59まで常時視聴可能です。 ○10/15(日)は、Zoom(オンライン会議アプリ)を利用します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(オンデマンド講義+zoom遠隔)」をご確認下さい。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、10/15(日)の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、ライブ講義(10/15)の3日前を目途にairUマイページに掲載します。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2335111 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】9/22(金)09:18 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 桂 文治 (落語家、京都芸術大学客員教授) 1967年、大分県出身。1986年4月、十代目桂文治に入門。前座名「がた治」。1990年6月、二ツ目に昇進。「二代目桂平治」を襲名する。1999年5月、真打昇進。2012年9月、大名跡「桂文治」を十一代目として襲名。NHK新人演芸大賞、北とぴあ大賞、第三回林家彦六賞、第64回文化庁芸術祭賞新人賞(大衆芸能部門)、彩の国落語大賞ほか受賞歴多数。寄席や落語会をはじめ、テレビやラジオなど幅広い活躍を見せている。大きな声と愛くるしい表情、派手で陽気ながらも一本筋の通った高座で多くの観客を魅了する。 担当講師 宮 信明 (京都芸術大学准教授) 1981年、大阪府出身。慶應義塾大学文学部卒業。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館助手、助教、講師を経て現職。専門は幕末から明治期の芸能及び文化。2016年に開催された展覧会「落語とメディア」では企画監修をつとめた。近年の著書に『落語とメディア』(早稲田大学演劇博物館、2016年)、『昭和の落語名人列伝』(淡交社、2019年)ほか。話芸の変遷や社会と芸能の関わりなどについて研究するかたわら、落語会のプロデュースなども行っている。 担当講師 飯田 ひとみ (株式会社オフィスマツバ代表取締役、落語演芸プロデューサー) 京都造形芸術大学・文化学院卒業。企業PR館の学芸員を経て、落語会のプロデュース活動を始める。十一代桂文治襲名披露公演(於:日本橋劇場、協賛:衛星劇場)をはじめ、あだち落語会(後援:足立区)ほか企画公演多数。また、吉原噺の会、根津池之端落語会などの地域寄席も開催。東京藝術大学の彫刻と落語のコラボレーション企画、彫刻アートプロジェクト「時空の街」の落語会(65回文化庁参加公演)や、歌舞伎座花篭での「江戸落語を食べる会」等もプロデュースしている。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 InDesign入門講座〜万能レイアウトツールとしての使い方を学ぶ〜 「InDesign」を駆使した総合的なレイアウトデザイン力を身につける デザインの世界でのスタンダートなソフトウェア群であるAdo... ワインの文化と風土(遠隔+対面) ワインは一つの嗜好品であると同時に、文化や歴史をはじめ、広くその風土を内包する飲料であると言えます。本講座ではかかるワインについて、そ... はじめよう透明水彩画 「表現の幅」を身につける(水彩の楽しさを知る) だれもが小学校で扱ったことのある水彩絵の具。しかし画家にとってそれは紙と水が生み出... ケアの倫理でデザインする―家族・人間関係とビジネスの可能性 「家族なんだからこのくらい」「職場だから仕方ない」「ビジネスだから当然」―― そんな言葉の裏に見過ごされてきた「傷つき」や「声なきニー... 関連講座 怪談ばなしの系譜 落語・講談における怪談ばなしの系譜を知る 怪談牡丹燈籠、真景累ヶ淵、四谷怪談、皿屋敷などなど。怪談は、落語・講談といった日本の伝統... 桂文治の落語教室(対面) 落語を学んで、話す力や表現力、コミュニケーション能力を身につける あなたも落語を話してみませんか? 落語家はたった一人、座布団に座... 竹と共に編む、京の涼-京都職人WORKSHOP2025夏- 自宅にいながら京都の伝統文化に触れてその本質を学び、五感で楽しむワークショップ。 秋の講座では、京都・洛西で100年以上にわたり竹... 「わびすき」から「きれいさび」茶の湯空間の系譜 茶の湯空間の成立とその展開について、「わびすき」と「きれいさび」をキーワードに理解する。 茶はアジア大陸から古代の日本にもたらされ...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール