10/21(土) 10/22(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2335231 受付終了 江戸の浮世絵漫画と文明開化のマンガ史 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2023/10/21(土) 、2023/10/22(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2023/10/11(水) 13:00 北斎と芳年 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 マンガのストーリー性と表現手法の歴史を伝統芸能の進化と西洋から伝来したメディアの共に学ぶ 鎖国により独自進化したメディアと表現方法により、西洋でジャポニズムとして幕末以降に評価された浮世絵。さまざまな伝統芸能と連動して視覚的な表現により浮世絵が江戸から明治時代を経て進化したかを事例を交えながら考察する。歴史的に繰り返してきたn次創作という物語の拡張性が現代マンガにどのように影響を与えたかを「見立て」などの表現手法の分析を通じた講義を行う。 スケジュール 10/21(土) 11:00~17:40 11:00-12:20 室町期から江戸期にかけてのメディアの大衆化による大衆された物語の進化と表現の多様性が与えた影響とそこに描かれる表現方法について事例を踏まえてマンガの抽象性を考察する 13:20-14:40 戦国時代から泰平の世になった時、新たな社会構造が生まれ、都市化された江戸の町の娯楽性の高い物語作りが世間の規範を大衆に伝えるメディアを誕生させ、武士文化からカウンターカルチャーとしての表現について考察する 14:50-16:10 江戸期における風刺と歴史解釈が日本文化の二次創作の原点となり、その創作が時代の潮流を表しているターニングポイントを中心に物語とキャラクター作りの変遷を事例を交えて考察を行う 16:20-17:40 江戸期に成熟した物語性と見立ての世界観について、伝統芸能などを事例として、講義を進める。マンガ表現の基礎となる物語の構成や見立ての仕方について、歴史的な背景を中心に考察を行う。 [担当講師: 荻野 健一 ] 10/22(日) 11:00~17:00 11:00-12:20 浮世絵の進化により継承される自由な表現が明治の文明開化の波の中で漫画と呼ばれるようになり、複雑な物語をわかりやすく可視化したマンガ的な表現の誕生について事例を交えて事例を交えて歴史的な進化の考察を行う。 13:20-14:40 大衆芸術の都「江戸」と上方芸術の「京都・大坂」などを事例として、多様な物語が明治時代と共にどのような表現手法として継承されていったのかを事例を交え考察していく。 14:50-16:10 明治時代に登場する少年雑誌と少女雑誌が文学から漫画へとシフトしていく時代の変化について、時代背景と共に国家的な思惑と出版社の生み出すメディアの関係性について事例を交えて考察していく。 16:20-17:00 明治から大正時代へ続く近代化の中で、物語と連動した表現手法の歴史的な転換点、新しいメディアの登場による表現の多様化についての考察を行う。 [担当講師: 荻野 健一 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目 11:00~17:40、2日目 11:00~17:00 ○本講座のアーカイブ配信講座を冬季(2024年2月)に開講予定です。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法を、受講票の「関連資料(Zoom遠隔)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 ○質問は、Zoomのチャット機能を使って送るようにしてください。講義中に適宜お答えします。 ※受講票の「関連資料(Zoom遠隔)」p.1で、出欠・受講状況確認のため、カメラは原則「ON」で受講いただくようご案内していますが、本講座ではカメラは「OFF」としてください。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2335231 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】10/04(水)11:44 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 荻野 健一 (京都芸術大学教授) 広告代理店でプランニング、シンクタンクで次世代ネットワーク研究開発を担当。漫画雑誌創刊時に、著作権管理や漫画賞などを担当。日テレグループでプロデューサー業務。大学院では次世代メディアとモバイルを活用したコミュニケーション研究活動。地域資源発掘とコンテンツ展開を目的とした「聖地創生プロジェクト」を運営、自治体などと連動したインバウンド施策を実践し、豊島区のトキワ荘協議会と「トキワ荘大学」運営など各地で日本文化の国内外への発信を実施している。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本画の基礎 -はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自が予め作成した写生または原画を基に日本画に取り組む講座です。... 民俗学的視点からみる生活 民俗学の方法を学び、学問的なおもしろさを知る。 正月や盆といった年中行事、七五三や結婚式といった人生儀礼、神社や寺の祭など、民俗学... 日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう(夏) 和ローソクの光のもとで「夕去りの茶事」を体験する 仏教伝来と共に中国より渡来した「陰陽五行思想」は日本の文化と風習を形成し、今なお... 多言語カフェ(大辻店) 「フランス語」の初歩をマスターする 「多言語カフェ」は、単なる語学学習の枠を超え、「ことば」そのものが持つ魅力を探る連続講座です。... 関連講座 ワインの文化と風土(遠隔+対面) 奈良公園の鹿で学ぶ民俗学[歴史・文化編] イスラーム陶器・タイルの歴史 この講座は、イスラーム美術史に興味がある方、陶器やタイルに関心を持つ方、さらには、北アフリカ・中東・中央アジアの歴史に関心のある方に最適... 竹と共に編む、京の涼-京都職人WORKSHOP2025夏-
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール