01/13(土) 01/14(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2345105 受付終了 ジェンダーから考える詩と世界 -私とあなたの言葉を求めて- 遠隔(WEB) 文学・思想・哲学 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2024/01/13(土) 、2024/01/14(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2024/01/03(水) 13:00 茨木のり子詩集『倚りかからず』(2007年・ちくま文庫)「じぶんの耳目」で感じることの大切さをうたって広く読まれた詩集。 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 茨木のり子、森崎和江、高良留美子、アジアの女性詩人らの詩作品を読み、現代女性詩人が自分と他者の言葉をどのように求め、表してきたかを読み取ります。詩作と共に翻訳や聞き書きなどを行った意味を省みましょう。また、環境問題、ジェンダー問題など社会的課題について、どう感じ、考えてきたか、知りましょう。ジェンダー意識と伝統文化などアジアでも違いが見られます。他者の言葉や表現、考え方を学ぶことで、自分の言葉を豊かにしましょう。 スケジュール 01/13(土) 13:20~17:40 13:20-14:40 現代女性詩の始まりと多様化の流れをたどり、女性詩人たちが何を表現してきたか考える。(佐川亜紀) 14:50-16:10 茨木のり子の詩集『倚りかからず』を読みながら、韓国詩人・尹東柱の紹介にも大きな役割を果たした詩の心を読み解く。(佐川亜紀) 16:20-17:40 森崎和江は、朝鮮で生まれ育ち、戦後、日本に帰国してから違和感に悩み、炭鉱で働く女性たちとの交流により自己を回復した。森崎の作品から自己と他者の言葉の発掘の道をたどる。(佐川亜紀、中村純) [担当講師: 佐川 亜紀 、中村 純 ] 01/14(日) 09:30~17:00 09:30-10:50 高良留美子は、アジア・アフリカにも早くから関心を寄せ、詩を翻訳した世界的な詩人である。H氏賞など名だたる賞を受けた優れた詩作品と、文明や差別を問う評論を合わせて考えたい。(佐川亜紀) 11:00-12:20 「環境詩」は、世界的に注目されている。『日韓環境詩選集』を読みながら、環境問題についての日韓詩人の違いと共通性について考える。(佐川亜紀) 13:20-14:40 韓国女性詩人を代表する文貞姫らの詩を読みながら、韓国女性詩を知り、味わう。(佐川亜紀) 14:50-16:10 在日女性詩人、チベット女性詩人、アフガニスタン女性詩人たちの詩を読み、活動を知り、詩とフェミニズムを考える。(佐川亜紀) 16:20-17:00 補足とまとめ(佐川亜紀) [担当講師: 佐川 亜紀 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目 13:20~ 17:40、2日目 9:30~17:00 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(Zoom遠隔)」をご参照ください。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで「出席ボタン」を公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。「出席」ボタンをクリックするとボタン下部に青字でZoomURLが表示されますので、ZoomURLをクリックし、本講座のZoomに入室してください。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 ○質問は講義の最後に時間をとりますので、口頭でお願いします。適宜お答えします。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2345105 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】12/27(水)10:22 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 佐川 亜紀 (詩人、日韓詩研究者、編集翻訳者、月刊誌「詩と思想」編集参与) 横浜国立大学卒業。日本現代詩、在日詩、韓国現代詩を研究。詩集『死者を再び孕む夢』(詩学社、1991。小熊秀雄賞、横浜詩人会賞受賞)、『押し花』(土曜美術社出版販売、2012。日本詩人クラブ賞)、『佐川亜紀詩集』(土曜美術社出版販売、2022)等。共編『在日コリアン詩選集』(土曜美術社出版販売、2005。地球賞)、『宗秋月全集』(土曜美術社出版販売、2016)。共編訳『日韓環境詩選集 地球は美しい』(土曜美術社出版販売、2010)。共著『韓国文学を旅する60章』(明石書店、2020)等。2014年韓国第五回昌原KC国際詩文学賞受賞。月刊詩誌「詩と思想」の編集委員(1999~2012)、現在参与。小熊秀雄賞選考委員。日本現代詩人会前理事長。日本社会文学会理事。日本詩人クラブ、横浜詩人会会員。 担当講師 中村 純 (詩人、編集者、京都芸術大学准教授、月刊誌「詩と思想」編集委員) 京都芸術大学芸術学部文芸表現学科准教授。2022年公認心理師資格取得。2023年4月より京都芸術大学通信制大学院文芸領域の大学院生として小説を書く。慶応義塾大学文学部在学時に『三田文学』編集部に関わり、以降、文化出版局、三省堂出版局に編集者として勤務しながら早稲田大学ジェンダー研究所客員研究員として学ぶ。2004年詩と思想新人賞、横浜詩人会賞受賞。日本現代詩人会会員。詩集に『草の家』、『海の家族』、『はだかんぼ』、『女たちへ』。エッセイ評論集に『いのちの源流―愛し続ける者たちへ』、インタビュー編著に『憲法と京都』等がある。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 江戸浮世絵・上方鳥羽絵からの文明開化マンガ史 マンガのストーリー性と表現手法の歴史を伝統芸能の進化と西洋から伝来したメディアの影響と共に学ぶ 鎖国と交易を繰り返し独自進化したメ... クリエイティブに役立つ色彩論:パーソナルカラー理論と好きな色の活用法 似合う色のパーソナルカラー理論と心理面の好きな色の共通点と相違点について理解し、それをクリエイティブ活動に活かす方法を習得する。 ... 令和の東京に見る江戸の名残 ー江戸っ子たちの町自慢ー【アーカイブ配信】 江戸の町とは、町人の居住地のこと。俗に「御江戸八百八町」と言われますが、そんなに町数があったのでしょうか?家康が入府してから発展する江戸... 中世の清水寺参詣道を歩く(対面+現地研修) 「歴史的・文化史的なものの考え方、捉え方」を身につける 歴史や文化には、現在、残っているものと残っていないものがあります。戦国時代...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール