05/25(土) 05/26(日) 開講形態:集中 講座番号 G2414202 受付終了 奈良独自の庭園文化(古代から近代まで) 古都の温故知新 訪問 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 訪問(その他エリア) 開講日 2024/05/25(土) 、2024/05/26(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 22,000円 (講座料:18,000円、 諸費用:4,000円) 定員 27名 申込締切日 2024/05/02(木) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 庭園文化の多様性を知る 古都・奈良には、奈良期の平城宮東院庭園・平城京左京左京三条二坊宮跡庭園、室町期の旧大乗院庭園、そして大正期の旧山口家南都別荘庭園、昭和になって重森三玲が作庭した春日大社貴賓館庭園など、奈良独自の自然的・歴史的・文化的風土のなかで形成されてきた多様な庭園文化がみられます。その特質を、京都と比較しながら、建造物や石造美術も合わせて見極めるとともに、厳密な根拠に基づいて保存修復整備されつつ現代に息づいている庭園の姿を辿ってみることにしましょう。 スケジュール 05/25(土) 13:00~17:30 13:00 平城宮跡(世界遺産)第一大極殿前 集合 13:10-15:00 第一次大極殿、平城宮東院庭園(特別名勝)ほか [徒歩移動] 15:30-17:30 平城京左京三条二坊宮跡庭園(特別史跡及び特別名勝) 17:30 現地解散 [担当講師: 尼﨑 博正 、加藤 友規 ] 05/26(日) 08:50~16:30 08:50 春日大社(世界遺産)国宝殿前 集合 09:15-10:00 御本殿(国宝)参拝 10:15-10:45 若宮参拝 11:00-11:45 貴賓館庭園(重森三玲作庭)(県指定名勝) 11:50-12:00 柚子の木石燈籠(重文)、元享石燈籠(重文)…国宝殿入口 12:00 一時解散(昼食)…国宝殿の観覧は希望者が各自で行う 13:30 旧大乗院庭園(名勝) 文化館 再集合 13:30-14:20 旧大乗院庭園(名勝) 14:20- 徒歩移動 14:40-15:20 旧山口家南都別荘庭園 15:20- 徒歩移動 15:40-16:30 志賀直哉旧居 16:30- 徒歩移動 17:00 バス停「破石町」にて解散 [担当講師: 尼﨑 博正 、加藤 友規 ] 持参物 持参物の詳細は、受講票の関連資料1「会場案内」をご確認ください。 ①資料集(A4判・1冊)については、Web申込の方も含め、資料集と事後レポート用紙を全受講生に事前に郵送します。資料集は開講当日ご持参ください。現地でお渡しできる予備はありません。忘れないよう必ずご持参ください。なお、成績評価を希望する方は、事後レポート用紙を提出締切日までに指定の方法でご提出ください。 備考 【開講時間】1日目 13:00~ 17:30、2日目 8:50~17:00 ○諸費用は、拝観料、保険料等となります。現地までの交通費、宿泊費は含みません。現地集合・現地解散となります。また、宿泊先は各自でご手配ください。 ○開講当日の集合場所、注意事項等詳の詳細については、受講票の関連資料1「持参物のご案内」をご確認ください。 ○見学先やスケジュールは一部変更になる可能性があります。また、解散時間は当日の交通事情等によって、多少前後する可能性があります。あらかじめご了承ください。 ○現地の天候等の状況により、開講前日までに開講中止の判断をする場合があります。開講中止となった場合も、現地までの交通費等についての補償はできません。あらかじめご了承ください。 ○見学先を何件かまわるため、体温調整しやすい服装、歩きやすい靴で参加してください。また、室内では素足ではなく靴下を着用してください。雨天の際は替えが必要となる場合があります。 ○写真撮影の可否、大きな⼿荷物の扱い等は、現地でその都度指示します。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2414202 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】5/9(木) 11:40 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 尼﨑 博正 (京都芸術大学名誉教授、日本庭園・歴史遺産研究センター名誉所長) 1946年生まれ。京都大学農学部卒業。農学博士。宮内庁御所離宮庭園特別整備技術指導委員、日本造園学会関西支部顧問、日本造園修景協会京都府支部相談役、史迹美術同攷会名誉会長ほか。1992年日本造園学会賞受賞(設計作品部門)。2014年京都市文化功労者。著書に『植治の庭-小川治兵衛の世界』(淡交社/1990年)、『市中の山居―尼﨑博正作庭集』(淡交社/2006年)、『七代目小川治兵衛-山紫水明の都にかへさねば』(ミネルヴァ書房/2012年)ほか、多数。 担当講師 加藤 友規 (学術博士、京都芸術大学教授、植彌加藤造園(株)代表取締役社長) 1966年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後家業に入り、2005年より現職。日本の庭園文化を継承しつつ、最高の技術と感性、美意識で伝統を創造する、粋なプロの職人集団を目指し、日々修行を積む。博士論文『渉成園の空間的特質に関する研究』は、 2013年日本造園学会賞(研究論文部門)受賞。文化財庭園の保存と活用の実績として、2018年日本イコモス賞受賞。著書に『日本庭園のフォスタリング<こころとわざ>の継承と創造』(昭和堂/2025年)ほか。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本文化と国際交流(遠隔+対面) 「日本文化を英語で紹介する方法」を身につける 日本文化を海外に紹介する方法を学びます。日本文化の国際交流の歴史、日系人・外国人によ... 手描きパース基礎の基礎 目の前の風景を読みとけばパース表現は見えてきます パースは図面やプランを的確に表現する手法です。描くためには約束事を学びます。目... “徹底丁寧” 透明水彩画[色によるデッサン]:リンゴ、パンなどを描く 水彩画の技術とモノの見方を深める力を身につける 「透明水彩画が上手くなりたい!」しかし、描いてみると『色が鈍くなる、形が描けない・... 「エピソードトーク」ドリル 何気ない日常の出来事でも、語り方ひとつで“伝わる体験”に変わります。本講座では、そうしたエピソードトークを「実際に考えて・話して・直して... 関連講座 岩崎家(三菱財閥当主)の近代庭園を俯瞰する 【到達目標】 江戸時代に栄えた大名庭園は明治維新により失われ、新たに台頭した新興勢力により近代的な庭園が出現した。その先駆けとして三... 風土に根差した瀬戸内建築顕彰の地を巡る 「文化遺産の地域性の理解」を身につける 日本庭園などの文化遺産は伝統と最先端が融合して成り立っています。造営当初、いきいきと人々と... 箏を奏でる”楽器製作の世界”~舞台裏を支えるプロフェッショナルの技~ 「日本文化を紡ぐ美しい音色、伝統芸能を支える伝統楽器製作の技」を知る 箏(こと)という楽器をご存知ですか?箏は奈良時代に中国大陸か... 京都・みほとけめぐり 「奈良の仏教美術について幅広い知識」を身につける 奈良・京都や各地の著名な観音像を取りあげて、分かりやすく解説します。第1回は清凉...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール