04/16(火) 06/18(火) 開講形態:隔週/- 講座番号 G2415210 受付終了 史料を学ぶためのいろは 「史料」についての理解を深める 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 史料学3 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2024/04/16(火) 、2024/05/07(火) 、2024/05/21(火) 、2024/06/04(火) 、2024/06/18(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 18,000円 (講座料:18,000円、 諸費用:0円) 定員 80名 申込締切日 2024/04/06(土) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 歴史資料を読む力を身につける 履修証明プログラム「史料学」の春季講座として、歴史学における史料のあり方や、古文書学、史料の扱い方、史料保存やレスキュー、調査の実例など、そもそも「史料とは何か」についての理解を深めていきたいと思います。 ※本講座は、京都芸術大学履修証明プログラム「史料学3」に該当します。 ※2024年度の「史料学1-4」の開講順は下記のとおりです。 ・春季:史料学3「史料を学ぶためのいろは」 ・夏季:史料学1「鎌倉時代の荘園史料を読む」 ・秋季:史料学4「太平記を読む」 ・冬季:史料学2「織田権力から豊臣政権へ」 スケジュール 04/16(火) 14:00~23:59 ■講義動画①(4/16-4/22) 〔歴史学と史料学〕 歴史研究を行うとき、必要不可欠となるものが「史料」です。史料の形態や素材はもちろん、伝来経路や史料群が如何に形成されたかを考え、更には未来に向けてどのような維持・継承すべきか、その管理やデータ化を行うのが史料学となります。一回目は歴史学と史料学と題して、学問的な役割とその意義について考えます。 [担当講師: 野村 朋弘 ] 05/07(火) 14:00~23:59 ■講義動画②(5/7-5/13) 〔古文書学〕 史料について形態や様式などで分析し研究する学問領域が「古文書学」です。古文書学は、歴史研究の技術的な手段として研究が進められてきました。日本においてどのように古文書学が進展してきたのか、研究史を踏まえつつ、その成果である様式論について具体的な史料を用いつつ理解を深めていきたいと思います。 [担当講師: 野村 朋弘 ] 05/21(火) 14:00~23:59 ■講義動画③(5/21-5/27) 〔史料の扱い方〕 調査をおこなう際に重要なことは、貴重な史料を傷つけないよう取り扱うことです。時を重ねるごとに史料が劣化することは避けられませんが、永く後世に伝えていくためには、史料に過度な負荷をかけないよう心がけることが求められます。ここでは、古文書類を対象として史料の取り扱いを学び、史料を触れる際の注意点やその意味について考えます。 [担当講師: 天野 真志 ] 06/04(火) 14:00~23:59 ■講義動画④(6/4-6/10) 〔史料保存とレスキュー〕 日本列島には多様な歴史文化を今に伝える史料が膨大に残されています。国や地域の成り立ちを学び、これからのあり方を考える道しるべとなる史料を未来に伝えるために、私たちには何が求められているのでしょうか。多発する自然災害による地域の壊滅や人口減少などによる社会変容が進行するなか、歴史文化を継承するための取り組みと課題について考えます。 [担当講師: 天野 真志 ] 06/18(火) 14:00~23:59 ■講義動画⑤(6/18-6/24) 〔調査の実例と総括〕 歴史研究の基盤となる史料学について様々な視点から学んできました。そこで最後の回では、実際の古文書の調査の仕方や目録の取り方について実例を踏まえつつご紹介したいと思います。 [担当講師: 野村 朋弘 ] 持参物 ○筆記用具 備考 ○本講座は、オンデマンド講義(録画配信)です。視聴期間は、全5回とも「開講日」の14:00から7日間(~翌週月曜23:59まで)です。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)を利用して受講します。具体的な受講方法を、受講票の「関連資料(オンデマンド講義)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 ○配付資料がある場合は、各開講日の3日前をめどにairUに掲載します。 ○履修証明プログラム該当講座の単位は、固有の科目名(=プログラム名)で「学部共通専門教育科目」の単位として連携(認定)します。 ※既に該当科目[史料学3](1単位)を修得済の方は、単位連携(認定)はできません。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2415210 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】3/29(金) 14:47 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 野村 朋弘 (京都芸術大学教授) 北海道生まれ。幼少の頃から歴史好き。しかし「歴史では食べていけない 」といわれ工業高校に進学。上京し郵便局員として仕事をしつつ、大学で日本中世史を専攻。大学院進学に合せて公務員を辞め、それからは持って生まれた器用貧乏さで、さまざまな領域に迷い込み現在に至る。 担当講師 天野 真志 (国立歴史民俗博物館研究部准教授) 1981年、島根県に生まれる。2010年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、国立歴史民俗博物館特任准教授、博士(文学)。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本画の基礎 -はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自が予め作成した写生または原画を基に日本画に取り組む講座です。... 「おいしそう」を作り出す写真テクニック 料理の写真を撮ったことはありますか?目の前の料理のおいしさをそのまま、もしくはよりおいしそうに記録することに難しさを感じたことがある方も... 鎌倉時代の病 歴史資料を読む⼒を⾝につける 平安末期から鎌倉時代にかけては、自然災害や飢饉が多く発生しました。貴族・武士・庶民とそれぞれに影響を... 古都における日本茶の歴史 渡来文化である喫茶文化が日本文化となるまでを理解する 古代・中世の日本茶の歴史は、「首都」京都や「南都」奈良、加えて「武家の都」と... 関連講座 ワインの文化と風土(遠隔+対面) イスラーム陶器・タイルの歴史 この講座は、イスラーム美術史に興味がある方、陶器やタイルに関心を持つ方、さらには、北アフリカ・中東・中央アジアの歴史に関心のある方に最適... 上賀茂神社・平安神宮と石清水八幡宮(遠隔+対面) 桂文治の落語教室(対面) 落語を学んで、話す力や表現力、コミュニケーション能力を身につける あなたも落語を話してみませんか? 落語家はたった一人、座布団に座...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール