07/20(土) 07/21(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2425107 受付終了 「私に翼」抵抗と恢復の試みとしてのシスターフッド文学 Big girls,do not cry.you are not alone. 遠隔(WEB) 文学・思想・哲学 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2024/07/20(土) 、2024/07/21(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2024/07/10(水) 13:00 中村純詩集『女たちへ』土曜美術社出版販売 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 ウーマンリブ、フェミニズムは、そもそも女が人間として扱われることを求めてはじまった、草の根の女たちの生き方の表現。 婚姻、性の自己決定、仕事を持つこと、経済的自立など、私が一人前に扱われ、自己決定できるようになること。 権力が欲しいわけでもなく、何者かになりたいわけでもなく、私は私になりたかっただけだった。 生き延びたあなたのために、生き残れなかった私たちの友のために、同じ思いをさせたくない次の世代の人たちのために。 女性表現者たちの作品に触れ、ともに考えましょう。(ジェンダー、セクシュアリティー、性と暴力、トラウマに関わるなど、センシティブなテーマに触れるため、公認心理師資格を保持する編集者・詩人の講師が運営します。参加者の皆様にご配慮をお願いすることがあります) スケジュール 07/20(土) 11:00~17:40 11:00-12:20 戦後 女の生き難さを表す言葉のなかったころ。詩人・森崎和江編集『無名通信』を読む。 13:20-14:40 女の身体が売られていったころ(森崎和江『からゆきさん』『買春王国の女たち―娼婦と産婦による近代史』が記録したこと) 14:50-16:10 70年代ウーマンリブのシスターフッド(田中美津『いのちの女たちへ』、山上千恵子監督作品『30年のシスターフッド 70年ウーマンリブの女たち』) 16:20-17:40 80年代以降 告発する女たち(落合恵子『氷の女』『ザ・レイプ』『セカンドレイプ』、吉武輝子、落合恵子『セクシュアル・ハラスメントとどう向き合うか』(岩波ブックレット)、伊藤詩織『Black Box』) [担当講師: 中村 純 ] 07/21(日) 11:00~17:00 11:00-12:20 現代女性詩人・作家の描くシスターフッド(参考作品:松田青子作品、津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』、『覚醒するシスターフッド』(河出書房新社)のほか、日本の女性詩人、韓国女性作家・詩人作品)。 13:20-14:40 性と暴力:語ること、語れないこと(参考作品:三島有紀子監督映画『一月の声に歓びを刻め』、宮地尚子『環状島=トラウマの地政学』、ジュディス・L・ハーマン『心的外傷と恢復』) 14:50-16:10 自身の言葉を立ち上げ、聴かれ、共有する「コンシャスネス・レイジング」。ナラティブによる恢復とエンパワーメントの試み。 16:20-17:00 補足とまとめ [担当講師: 中村 純 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目:11:00~17:40、2日目11:00~17:00 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(Zoom遠隔)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2425107 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】7/3(水) 11:12 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 中村 純 (詩人、編集者、京都芸術大学准教授、月刊誌「詩と思想」編集委員、日本現代詩人会、日本出版学会、新フェミニズム批評の会) 京都芸術大学芸術学部文芸表現学科准教授。2023年4月より京都芸術大学通信制大学院文芸領域の大学院生として小説を書く。2000年~2006年 早稲田大学ジェンダー研究所客員研究員。 詩集に『草の家』、『海の家族』、『はだかんぼ』、『女たちへ』。エッセイ評論集に『いのちの源流―愛し続ける者たちへ』、インタビュー編著に『憲法と京都』等がある。編集本に『セクシャルハラスメントとどう向き合うか』落合恵子・吉武輝子(岩波ブックレット)、『加藤登紀子詩集 美しき20歳』(春陽堂書店)がある。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 芸術と知的財産権~著作権を中心に 知的財産権、著作権を身につける(特に著作権を知る) 創作することの法的意味合いを正しく理解することで、二次利用(模倣、トレースなど... 場をひらく演劇的コミュニケーション入門:対話と場づくりのデザイン実践 ■ 到達目標 演劇的コミュニケーションの視点から「場」とは何かを捉え直し、アート、教育、福祉、地域などの現場で、対話を生み出す場づくり... アートで働く! 継続の力とは? 働き続けるための戦略と視点 【講座概要】 本講座では、アート・演劇・デザイン・映像・イラスト・マンガなどのクリエイティブ分野おける「働き続ける力」に焦点を当て、長... 芸大生のためのマーケティング発想法:すぐに使える販売手法の戦略を学ぶ 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 関連講座 現代詩ワークショップ -それでも人生にイエスと言う- 詩の創作が作者と読者を癒やす経験を共有します。 わたしたちの人生では、様々な苦しみや悲しみ、怒りや諦めの感情に苛まれることがありま... 令和の東京に見る江戸の名残 -水辺の面影- 【ライブ配信】 徳川家康が入府した頃、江戸城は天然の堀に囲まれた水辺の城でしたが、同時に水害をもたらす厄介な場所でもありました。そんな水辺を、4代にわた... 現代文学ゼミナールー名作短編小説を読む 戦後作家の名作短編小説を読み深めることで、文学を批評的に考察する視座の獲得を目指します。 80年前、大きな戦争を経験した日本、混沌... 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸のサムライ達- 【アーカイブ配信】 戦国時代まで槍働きをしていたサムライ達は、江戸へ来て土木作業をして江戸を築き、その後、役人へと変化しました。平和な時代が到来すると、数々...
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