10/08(火) 12/03(火) 開講形態:隔週 講座番号 G2431101 受付終了 和装 -超一流の装いから学ぶ着こなし いまさら聞けない装いの気品を知る 東京 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2024/10/08(火) 、2024/10/22(火) 、2024/11/05(火) 、2024/12/03(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 23,000円 (講座料:20,000円、 諸費用:3,000円) 定員 40名 申込締切日 2024/09/27(金) 13:00 ■東京友禅の名門「大彦(だいひこ)」制作の訪問着。独特の彩色と手刺繍の技が冴える。 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 明治・大正・昭和時代において和装が生活の中でどのような役割をしてきたかを実感しよう。そして、染色体験をしてみましょう。 明治・大正・昭和時代における政界、財界、芸能界など各界の男女著名人の衣装の好みと着姿を写真で確認するとともに、彼らが和装に対して述べた思いを紹介し、帯合わせによる着用シーンの変化・小物の合わせ方・刺繍半衿・色半衿の使い方などを検証します。また、東京友禅の名手・高橋孝之先生をゲスト講師に迎え、先生の工房「染の高孝」でマーブル染の体験をいたします。 スケジュール 10/08(火) 14:00~16:00 第1回 名流婦人を彩った明治・大正・昭和の衣装 明治から昭和までの超一流女性が実際着用した衣装と着用シーンの数々を写真で確認しながら、一流好みの技法、デザイン、色彩を探求します。 [担当講師: 富澤 輝実子 ] 10/22(火) 14:00~16:00 第2回 男性の和装 女性よりも早く洋装になった男性。しかし、なかなか和装の着心地を捨てられずにいた超一流著名人(政界、財界、芸能界)もいました。彼らの着姿写真をもとに、現在とは全く異なる男性の和装の役割を学びます。 [担当講師: 富澤 輝実子 ] 11/05(火) 14:00~16:00 第3回 近世・近代からの一流女性の帯、小物(半衿、帯あげなど)の好み 帯ははじめ紐だったものがしだいに幅広くなります。当時(身分は低くとも)一流の女性たちの好みが流行して一般化しました。その過程を再現写真を見ながら考察します。 [担当講師: 富澤 輝実子 ] 12/03(火) 13:00~17:00 第4回と第5回は合同講座となり、現地研修となります。 東京染の高橋孝之先生の工房である「染の高孝」(新宿区高田馬場)を訪問します。工房の作業を見学するとともに、高橋孝之先生を特別講師として迎え、東京友禅の歴史や技術の特徴について詳しく説明いただきます。さらに、10名以内のグループに分かれて「墨流し(マーブル染)」の体験制作を行います。 特別講師の高橋孝之先生は東京手描き友禅の伝統工芸士で、東京友禅・東京染め小紋の名手。「日本染織作家展」で長年活躍する重鎮で、令和3年には叙勲の栄に浴しました。従来秘法とされていた「墨流し染(マーブル染)」の染色法を一般公開し、墨流し技法を身近なものにしました。工房ではその墨流し技法を体験し、素敵なマーブル染の作品を作りましょう。 ■体験材料:綿ローンハンカチ(45cm×45cm)■費用実費:3,000円 ■実施場所:「染の高考」染色工房:新宿区高田馬場3-9-1 ※制作物は仕上げの必要があるため1週間程度後のお渡しになります。 [担当講師: 富澤 輝実子 、高橋 孝之 ] 持参物 【第1回~第3回】筆記用具、手元ライト(プロジェクター投影時に、教室が暗くなる場合があります。必要な方のみお持ちください。) 【第4回・5回合同】詳細は第3回の授業で案内します。 備考 【開講時間】 ○1~3回目 14:00~16:00、4回目 13:00~17:00(12/3 現地研修) ○4回目は現地研修(現地集合・現地解散)となります。詳細は3回目の授業内で案内します。 ◎開講日の変更(紙面情報からの変更)について 本講座の開講日について、紙面情報より日程が変更となっております。第4回・第5回目が現地研修となり、合同講座として12/3(火)に実施いたします。何卒ご了承ください。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2431101 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】9/20(金)12:32 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 富澤 輝実子 (染織・絹文化研究家) 1951年、新潟県生まれ。1973年「婦人画報社」(現ハースト婦人画報社)入社。「美しいキモノ」編集部に配属され、以来40年をきもの畑で編集者として務める。全国の染織産地取材、各界の人物取材、毎号数百点のファッションスタイリングを通してきもの全般に通じるようになる。「美しいキモノ」副編集長を経て独立。同誌に連載を持つ一方、大学や専門学校で講師を務める傍ら、各地で講演も続けている。 担当講師 高橋 孝之 (東京手描き友禅伝統工芸士) 東京・高田馬場で「染の高孝」の代表を務める東京友禅の名人。貴重な染め技法「一珍染め」「墨流し染」も継承している。国と東京都の伝統工芸士。東京手描き友禅伝統工芸士会会長など各種工芸作家団体の役職を歴任。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 想いを歌詞にする 本講座は、実践的な視点からJ-POP歌詞の魅力について学ぶとともに、プロの作詞家による実演やアドバイスを参考にしながら、実際に作詞を体験... 大雪山旭岳の撮影に挑む! 東川町は40年目を迎える東川国際写真フェスティバルや写真甲子園を開催する日本有数の写真文化の町です。その町が所有する膨大なコレクション閲... 中原史雄絵画塾(2025秋) 今まで自分に足りなかった自由な表現を身につける 自由に描くことが、如何に楽しく面白いことか絵筆を持って体得する講座です。絵は対象を... 生き物と共生するみどりのデザイン この講座では、生き物と共生するみどりのデザインについて学びます。近年、都市環境における生物多様性の価値が共有され、公共緑地におけるグリー... 関連講座 地域編集講座「フィールドワークと商品開発」 本科目では、地域文化の新たな価値を「食」という視点で共創しながら築きあげる手法を学びます。地域の価値を見出す、その特徴や魅力を集めて整理... 現役俳優と学ぶ《言葉のニュアンスが伝わる朗読法》(2025秋) 作家の書いた言葉を大切に、聴き手に伝える為の「言葉のニュアンス」が感じられる読み方を理解する。 皆さんは朗読する時に何に気をつけて... 和装 -文様の意味と役割- 着物の中で文様の果たす役割は大変大きなものです。その意味と役割を学び、TPOにふさわしい装いの知恵と知識を学びます。 洋服と異なり... 日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう(秋) 陰陽五行で解き明かす「日本文化と年中行事」温故知新。古き良き「日本のしきたり」を知る 中国より渡来した「陰陽五行思想」は、日本文化...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール