10/29(火) 10/30(水) 開講形態:集中 講座番号 G2431415 受付終了 続・狩野派の秘伝書から[混成絵具の秘伝・色見本制作から模写まで] A日程 日本画を描く人のための秘伝集 東京 美術・工芸 [専門]学芸専門演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2024/10/29(火) 、2024/10/30(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 36,500円 (講座料:31,000円、 諸費用:5,500円) 定員 18名 申込締切日 2024/10/18(金) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 『日本画を描く人のための秘伝集』とは、狩野派をはじめとした、古からの絵師たちの技法をまとめた秘伝の書物です。その中には日本の風土と歴史の中で育まれた、日本画家達の驚くべき知恵と工夫が凝縮しています。この講座では、その中から現代にも役立つ魅力的な技法を紹介します。今回は絵具の混色の技法を約65法試みる事から始めます。数少ない絵具から多様な色彩を生み出した先人の知恵と工夫を、模写(色彩は自由)によって体験します。歴史に裏付けされた本格的な技法が楽しく学べる講座です。先達に学び、日本画の奥深さに触れて下さい。 スケジュール 10/29(火) 09:30~17:40 諸多の絵具に墨を加え暗色を調整する「墨の合わせ絵具10法」、胡粉をベースに様々な絵具を混ぜ不透明色を調整する「泥絵具17法」、絵具同士を混ぜ合わせる「合わせ絵具38法」の技法を学び、今後の制作の為に『色見本』を作ります。また、模写用の下地色を和紙に塗ります。その他、画材の保存法の豆知識「墨を久しくしまい置く法」を3法を紹介します。 09:30-10:50 ガイダンス。「混成絵具その1、その2」 11:00-12:20 『色見本』つくり。模写の下地塗り 13:20-14:40 「混成絵具その3」と『色見本』つくり 14:50-16:10 『色見本』つくりを続ける 16:20-17:40 『色見本』を完成させる [担当講師: 磯部 光太郎 ] 10/30(水) 09:30~17:40 彩色作業や絵皿上の絵具を使う場所での注意点、筆の使用法、アウトラインの見せ方等、「彩色諸注意5項」、また、光沢のある墨の作り方「艶墨の法」を学びます。図柄を墨や混成絵具の線で『模写』を始め、色見本を参考に自由に彩色していきます。また、仕上げようの金泥を作る「金箔を泥とする法」や、絵具や道具類の手入れの仕方の豆知識「絵具、彩色用具後始末の法」を学びながら、模写を完成させます。 09:30-10:50 「裏焼き筆の法」で図版を転写。骨描き 11:00-12:20 『色見本』を参考にして自由に彩色。模写 13:20-14:40 「金箔を泥とする法」と模写 14:50-16:10 豆知識「絵具、彩色用具後始末」と模写 16:20-17:40 模写を完成させ、講評会 [担当講師: 磯部 光太郎 ] 持参物 〇受講票添付書類「関連資料1 持参物のご案内」をご確認ください。 ※持参物の教材購入を希望される方は、「関連資料2 教材購入申込書」にてお申し込みいただけます。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2431415 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】10/15(月)09:55 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 備考 【開講時間】9:30~17:40 ○諸費用は、実習費(絵具や支持体、金箔等)となります。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2431415 担当講師 磯部 光太郎 (画家) 1970年東京都生まれ。1997年東京藝術大学大学院修士課程美術研究科日本画専攻修了。近年はビオトープをテーマに、昆虫やカエルなどの野生生物を描いている。現在、関東を中心に個展・グループ展多数発表。2010年Art Award Next審査委員賞受賞。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 古典研究II【水墨III-4】 「形式と表現の多様性を知り、水墨画の特性を活用する力」を身につける 水墨画は古典技法の継承のみならず、近代的な思想を取り入れながら... 日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう(冬) 陰陽五行で解き明かす「日本文化と年中行事」古き良き「日本のしきたり」を知る。 中国より渡来した「陰陽五行思想」は、日本文化と風習を... 西洋建築入門 - 様式と歴史 2:近世・近代 西洋建築史の「様式」を理解して、「建築」を鑑賞するための知識を身につける 建物を「建築」と考える見方は西洋文化に始まります。この「建築... 書芸術(書道史) 中国では、その時代や地域に応じて文字の形に、様々な美としての姿が求められてきました。伝達するための記号としての域を超え、それは「書」とい... 関連講座 アクリル画入門「民族衣装を着た人」を描く アクリル絵具と各種メディウムによる豊かな表現技法を学ぶ。描写の前に対象物をしっかり観察すること。 アクリル絵具の特性は水性でありな... 銅版画(エッチング)の魅力 銅版による版表現を通し、素材とイメージの合致を体験する 金属(銅版)に鋭いニードル(鉄筆)で直に版に描くドライポイントは銅の素材感... “続・徹底丁寧” 静物鉛筆デッサン 今以上のデッサン力を身につける 「もっとデッサン力をつけたい!」 それには、複数のモチーフを時間をかけて描くことが一番です。本講座では... 手描きパース基礎の基礎 目の前の風景を読みとけばパース表現は見えてきます パースは図面やプランを的確に表現する手法です。描くためには約束事を学びます。目...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール