到達目標と講座概要
アーティストの写真作品を見ると、見慣れたものも見違える姿で写し出されていることに驚かされます。それは見ているそのままを撮影したのではなく、自らの発想を写真に投影させ撮影しているからでしょう。本講座では身近なものからどれだけのことを発想できるか、その発想のマインドマップを作成します。マインドマップとは何か1つのことを発端に考え続けているうちに浮かび上がったキーワードなどを自由にメモし、そのメモを通して様々な方向に広がった発想を整理する方法と言われています。その作成したマインドマップから新たな作品を制作します。本講座は遠隔授業と対面授業を交互で実施し、遠隔授業では自身の家の中のものをモチーフにして発想し制作します。対面授業では実際のアーティストの写真作品を真似て制作しながら、そのアーティストの発想の軌跡を辿ります。また支給されたモチーフから自分の発想を導き出し、投影させて私だけの写真表現に挑みます。