11/17(日) 11/24(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2435122 受付終了 夏目漱石も森鷗外も、みんな落語や講談が大好きだった 話芸と文芸 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2024/11/17(日) 、2024/11/24(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2024/11/07(木) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 文学作品(文芸)と寄席演芸(話芸)との関わりを知る 幕末から明治期にかけて、寄席は庶民娯楽の王道でした。正岡子規や夏目漱石、森鷗外をはじめ、のちに文学史を彩ることになる作家たちも足しげく寄席に通いました。特に寄席演芸の中心をなす落語や講談といった話芸に魅了され、寄席に入り浸るだけでは飽き足らず、寄席通いの日々を己が作品に投影させた作家たちも少なくありません。本講座では、そんな作家たちと、彼らの原風景のひとつである寄席演芸との関わりを学習するとともに、日本の近代文学が話芸から何を取り入れたのか、その諸相を明らかにします。 スケジュール 11/17(日) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]11/17(日)~11/23(土) 坪内逍遙や二葉亭四迷、正岡子規、夏目漱石、森鷗外といった作家たちと話芸との関わりについて、さまざまな資料を参照しつつ、その結びつきの深さを学びます。文芸は話芸から何を取り入れたのでしょうか。 ①坪内逍遙、二葉亭四迷による言文一致運動と三遊亭円朝(80分) ②夏目漱石、正岡子規、森鷗外と寄席(80分) ③泉鏡花と講談、永井荷風と人情噺(80分) ④太宰治、坂口安吾ら無頼派作家と寄席演芸(80分) ⑤講談と大衆文学の誕生(40分) [担当講師: 宮 信明 ] 11/24(日) 13:20~17:40 ■ライブ講義(Zoom配信) 十一代目桂文治の話芸に実際に触れてもらうとともに、名作名演を鑑賞しながら、文治が語る話芸の魅力について学びます。さらに、話芸と文芸(文学)について、受講生も交えて質疑応答することで、話芸と文芸のそれぞれの特質を深く考察します。 13:20-14:40 桂文治の話芸(落語実演) 14:50-16:10 桂文治に聞く話芸の魅力(名演鑑賞) 16:20-17:40 桂文治に聞く話芸と文芸 [担当講師: 桂 文治 、宮 信明 、飯田 ひとみ ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】13:20~17:40 ※ライブ講義(11/24)の開講時間 ○本講座は、4.5コマ相当のオンデマンド講義(録画配信)と3.0コマ相当のライブ講義(Zoom配信)による組み合わせで開講します。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)を利用して受講します。具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(オンデマンド講義+Zoom遠隔講義)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 ○オンデマンド講義の視聴期間は、11/17(日)14:00~11/23(土)23:59まで視聴可能です。視聴期間中はくりかえし視聴できます。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2435122 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】10/31(木)14:40 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 桂 文治 (落語家、京都芸術大学客員教授) 1967年、大分県出身。1986年4月、十代目桂文治に入門。前座名「がた治」。1990年6月、二ツ目に昇進。「二代目桂平治」を襲名する。1999年5月、真打昇進。2012年9月、大名跡「桂文治」を十一代目として襲名。NHK新人演芸大賞、北とぴあ大賞、第三回林家彦六賞、第64回文化庁芸術祭賞新人賞(大衆芸能部門)、彩の国落語大賞ほか受賞歴多数。寄席や落語会をはじめ、テレビやラジオなど幅広い活躍を見せている。大きな声と愛くるしい表情、派手で陽気ながらも一本筋の通った高座で多くの観客を魅了する。 担当講師 宮 信明 (京都芸術大学准教授) 1981年、大阪府出身。慶應義塾大学文学部卒業。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館助手、助教、講師を経て現職。専門は幕末から明治期の芸能及び文化。2016年に開催された展覧会「落語とメディア」では企画監修をつとめた。近年の著書に『落語とメディア』(早稲田大学演劇博物館、2016年)、『昭和の落語名人列伝』(淡交社、2019年)ほか。話芸の変遷や社会と芸能の関わりなどについて研究するかたわら、落語会のプロデュースなども行っている。 担当講師 飯田 ひとみ (株式会社オフィスマツバ代表取締役、落語演芸プロデューサー) 京都造形芸術大学・文化学院卒業。企業PR館の学芸員を経て、落語会のプロデュース活動を始める。十一代桂文治襲名披露公演(於:日本橋劇場、協賛:衛星劇場)をはじめ、あだち落語会(後援:足立区)ほか企画公演多数。また、吉原噺の会、根津池之端落語会などの地域寄席も開催。東京藝術大学の彫刻と落語のコラボレーション企画、彫刻アートプロジェクト「時空の街」の落語会(65回文化庁参加公演)や、歌舞伎座花篭での「江戸落語を食べる会」等もプロデュースしている。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 「観る 感じる 描く」感性を広げるドローイング 「表現の幅」を身につける 画家は、表情のある下地を作ってから絵を描き始めることがあります。全くの白紙に描写を始めるのではなく、あら... デュシャンの宇宙——現代アートの誕生 現代アートが生まれた背景と経緯を知り、アートとは何かについて考える。 マルセル・デュシャンは「現代アートの父」と呼ばれています。け... 銅版画(エッチング)の魅力 銅版による版表現を通し、素材とイメージの合致を体験する 金属(銅版)に鋭いニードル(鉄筆)で直に版に描くドライポイントは銅の素材感... アクリル画・フォトリアリズム入門と展開 「アクリル絵具で写真のように描く技術」を身につける 絵具で写真のように描くにはそれなりの手順が必要となります。本講座では用意した写... 関連講座 桂文治の落語教室(対面) 落語を学んで、話す力や表現力、コミュニケーション能力を身につける あなたも落語を話してみませんか? 落語家はたった一人、座布団に座... 桂文治の落語教室(遠隔) 大名庭園の成立ちー水系から読解く庭園景観 本講座では、文化財としての日本庭園(文化財庭園)について基本的な知識を身につけます。そして、東京の文化財庭園の代表である大名庭園について... 茶の湯空間のしくみ
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