12/03(火) 12/24(火) 開講形態:集中/- 講座番号 G2435231 受付中 江戸浮世絵・上方鳥羽絵からの文明開化マンガ史 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2024/12/03(火) 、2024/12/10(火) 、2024/12/17(火) 、2024/12/24(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 18,000円 (講座料:18,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2024/11/23(土) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 マンガのストーリー性と表現手法の歴史を伝統芸能の進化と西洋から伝来したメディアの影響と共に学ぶ 鎖国と交易を繰り返し独自進化したメディアにより表現手法の拡張を遂げ、幕末以降に西洋でジャポニズムとして高く評価された浮世絵。さまざまな伝統芸能と影響し合った視覚的な表現により浮世絵が江戸から明治時代を経てどのように進化したかを事例を交えながら考察する。歴史的な困難を繰り返し乗り越えて新たな表現を生み出してきたn次創作による物語の拡張性が現代マンガにどのように影響を与えたかを表現手法の分析を通じた講義を行う。 スケジュール 12/03(火) 14:00~23:59 【第1回配信】12/3(火)~12/9(月) 前半75分 室町期から江戸期にかけてのメディアの進歩による大衆された物語の進化と表現の多様性が描写に与えた影響とそこに描かれる表現方法について事例を踏まえて伝統芸能の抽象性を考察する 後半75分 戦国時代から泰平の世になった時、新たな社会構造が生まれ、都市化された江戸の町の娯楽性の高い物語作りが世間の規範を大衆に伝える「見立て」を誕生させ、町人文化からカウンターカルチャーとしての表現について考察する [担当講師: 荻野 健一 ] 12/10(火) 14:00~23:59 【第2回配信】12/10(火)~12/16(月) 前半75分 江戸期における風刺と歴史解釈が日本文化の二次創作の原点となり、その創作が時代の潮流を表しているターニングポイントを中心に物語とキャラクター作りの変遷を事例を交えて考察を行う 後半75分 江戸期に成熟した物語性と見立ての世界観について、伝統芸能などを事例として、講義を進める。マンガ表現の基礎となる物語の構成や見立ての仕方について、歴史的な背景を中心に考察を行う。 [担当講師: 荻野 健一 ] 12/17(火) 14:00~23:59 【第3回配信】12/17(火)~12/23(月) 前半75分 浮世絵の進化により継承される自由な表現が明治の文明開化の波の中で漫画と呼ばれるようになり、複雑な物語をわかりやすく可視化したマンガ的な表現の誕生について事例を交えて事例を交えて歴史的な進化の考察を行う。 後半75分 大衆芸術の都「江戸」と上方芸術の「京都・大坂」などを事例として、多様な物語が明治時代と共にどのような表現手法として継承されていったのかを事例を交え考察していく。 [担当講師: 荻野 健一 ] 12/24(火) 14:00~23:59 【第4回配信】12/24(火)~12/30(月) 前半75分 明治時代に登場する少年雑誌と少女雑誌が文学から漫画へとシフトしていく時代の変化について、時代背景と共に国家的な思惑と出版社の生み出すメディアの関係性について事例を交えて考察していく。 後半75分 明治から大正時代へ続く近代化の中で、物語と連動した表現手法の歴史的な転換点、新しいメディアの登場による表現の多様化についての考察を行う。 [担当講師: 荻野 健一 ] 持参物 ○筆記用具 備考 ○本講座は、オンデマンド講義(録画配信)です。講義動画は、各配信期間中は繰り返し視聴可能です。 ○講義動画の視聴期間は、全4回とも「開講日」欄に記載された日の14:00から7日間(~翌週月曜23:59まで)です。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)を利用して受講します。具体的な受講方法は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。開講前日までに必ず確認してください。 担当講師 荻野 健一 (京都芸術大学教授) 広告代理店でプランニング、シンクタンクで次世代ネットワーク研究開発を担当。漫画雑誌創刊時に、著作権管理や漫画賞などを担当。日テレグループでプロデューサー業務。大学院では次世代メディアとモバイルを活用したコミュニケーション研究活動。地域資源発掘とコンテンツ展開を目的とした「聖地創生プロジェクト」を運営、自治体などと連動したインバウンド施策を実践し、豊島区のトキワ荘協議会と「トキワ荘大学」運営など各地で日本文化の国内外への発信を実施している。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 着衣のはじまりとホモ・サピエンス 「人間はどうして衣服を着るのか」と問われれば、「恥ずかしいから」、「身を守るため」、「自分らしさを演出するため」と答える人は多いでしょう... 京都デザイン論―京都の空間遺産 京都の魅力とはなんでしょう。 多くの人が惹かれる空間には見えない意匠が仕組まれています。歴史的建造物や文化的環境の魅力をデザイン手法の... 令和の東京に見る江戸の名残 ー江戸の水辺の物語ー 【ライブ配信】 徳川家康の入府した頃、水辺は軍事的に江戸を守る天然の堀でもありましたが、同時に水害をもたらす厄介な存在でもありました。そんな水辺を、4代... 続・狩野派の秘伝書から[混成絵具の秘伝・色見本制作から模写まで] B日程 『日本画を描く人のための秘伝集』とは、狩野派をはじめとした、古からの絵師たちの技法をまとめた秘伝の書物です。その中には日本の風土と歴史の... 関連講座 中世の清水寺参詣道を歩く(対面+現地研修) 「歴史的・文化史的なものの考え方、捉え方」を身につける 歴史や文化には、現在、残っているものと残っていないものがあります。戦国時代... 端唄を知る 令和の東京に見る江戸の名残 ー江戸っ子たちの町自慢ー【アーカイブ配信】 話芸と文芸
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