03/08(土) 03/09(日) 開講形態:集中 講座番号 G2441105 受付終了 ―拓本のたのしみ方― 書の鑑賞を深めるために 東京 文化伝統・歴史 伝統文化スチュワードシップ4 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2025/03/08(土) 、2025/03/09(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 16,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2025/02/26(水) 13:00 一日目は外苑キャンパスにて主にスライドにより講義をすすめ(一部拓本を採る実演あり)、2日目は博物館に実物を見に行きます。 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 書の鑑賞の基礎知識を身につけ、書の鑑賞力を高める 今回は、書のなかでも「拓本」をテーマに、そのたのしみ方をご紹介します。拓本は、石や木に彫られた文字を紙に写し取るいわば印刷物ですが、書を学ぶ上では欠かせないものです。ただ、印刷物であるがゆえに、どのように鑑賞すればよいのか、肉筆以上に難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?本講座では、書における「拓本」とは何か?採拓(拓本を採ること)の実演などを通じて基礎からご紹介したうえで、博物館に赴き実物を見ることで実際に「拓本」の鑑賞を深めていただきます。その中で感じたことを受講者相互に発表することによって、互いに鑑賞力UPを目指します。書の見方、楽しみ方が分からない方にこそおすすめです。 ※本講座は京都芸術大学履修証明プログラム「伝統文化スチュワードシップ4」に該当します スケジュール 03/08(土) 10:10~17:40 1日目は、まず導入として書の鑑賞とは何か?拓本とは何かを知り、その上で中国書道史、日本書道史における拓本を概説し、基礎知識を身につけます。 10:10~10:50【講義】導入 11:00~12:20【講義】拓本とは何か? (昼休み) 13:20~14:40【講義と実演】日野楠雄氏による採拓の実演 14:50~16:10【講義】中国書法史における拓本 16:20~17:40【講義】日本書道史における拓本 [担当講師: 峯岸 佳葉 、日野楠雄 ] 03/09(日) 09:30~15:50 2日目の午前は、実際に博物館に赴き、「拓本」の鑑賞を実践します。 午後は、外苑キャンパスに戻り、博物館での「拓本」の鑑賞を通じて感じたことや、心に残った作品について発表しあい、受講者相互に鑑賞を深め、まとめとします。 09:30-10:50【学外見学】展覧会見学、「拓本」の鑑賞の実践1 11:00-12:20【学外見学】展覧会見学、「拓本」の鑑賞の実践2 14:30-15:50【まとめ】「拓本」の鑑賞を通じて感じたことを相互発表 [担当講師: 峯岸 佳葉 ] 持参物 ○筆記用具、手元用ライト(プロジェクター投影時に教室が暗くなる場合があります。必要な方はご持参ください)。 備考 【開講時間】1日目10:10~17:40、2日目9:30~15:50 ○2日目(3/9)の午前中は、現地研修(台東区立書道博物館と東京国立博物館の見学)で、現地集合となります。集合場所・緊急連絡先等の詳細は1日目の講座内でご案内します。なお、状況によって、見学先の変更や教室での講義となる可能性があります。あらかじめご了承ください。 ○受講票の成績評価方法が「授業内の制作課題」となっていますが、2日目の博物館見学を通じて感じたこと(作文400字程度)を成果物として評価を行います。 ○参考文献:『日本書道史年表』(名児耶明/ 二玄社/1,400円[本体])、『中国書道史年表』(玉村霽山/ 二玄社/1,400円[本体])、『日本・中国・朝鮮 書道史年表事典』(書学書道史学会編/ 萱原書房/1,800円[本体]) ※購入および講座への持参は必須ではありません。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2441105 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】2/26(水)09:54 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 峯岸 佳葉 (齋田記念館主任学芸員、昭和女子大学非常勤講師) 筑波大学芸術専門学群書道専攻卒業、同大学院修了、博士課程中退。中国政府奨学金留学生として2年間、中国美術学院に国費留学。サンリツ服部美術館学芸員、教育出版書道編集部を経て、齋田記念館主任学芸員(現職)。書道を中心に日本・東洋の伝統文化の研究と教育普及に携わる。 担当講師 日野楠雄 (大東文化大学・國學院大學非常勤講師、和紙文化研究会運営委員) 専門は文房四宝・拓本研究。中国では山東省石国芸術博物館で研修及び各地の採拓対象物の調査。国内では世界遺産(中尊寺)や神社仏閣・文化財指定碑石など多数採拓。他に宮内庁委嘱正倉院宝物調査員・武蔵野美術大学博士課程特別指導講師・土佐硯アドバイザーの経歴あり。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 芸大生のためのマーケティング発想法 社会で役立つ論理思考力とマーケティング基礎力を身につける 私たちは生活をしていく上で様々なことを考え決断しています。しかし考えがま... 人物木炭デッサン(ヌード) 対象を捉える力を身につける 裸婦を描くことは物を見て描くことの基本であるばかりでなく、形の美しさを知り、人体の構造を読み取るという... はじめての日本画 日本画材のあつかいと、絵を描くポイントを身につける 本講座は普段の生活の中で、家でも気軽に日本画が描けるように、必要最低限の基礎と... 日本画研究講座オンライン 「表現力」を身につける 本講座は、現在、制作に取り組んでいる作品をより良くするために必要なことを学ぶ講座です。一人一人が自己修練や... 関連講座 鍵善良房とつくる京の和菓子-京都職人WORKSHOP 2025春- 寄席演芸入門 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸の信心と神社仏閣-【アーカイブ配信】 [セット講座]「人の顔と体」を徹底的に攻略し描く:デッサンと塑像による探究 一人一人が一歩先の、顔・人体表現を身につける 見ているモノを、ありのままに描くこと。このシンプルな行為が、見方や感じ方、考え方を深...
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