03/08(土) 03/09(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2445103 受付終了 近代日本画の歴史的展開の究明 日本画家荒井寛方の作品と生涯をてがかりに 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 日本を見つめる 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/03/08(土) 、2025/03/09(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2025/02/26(水) 13:00 荒井寛方筆《竹林の聴法》明治44年(1911年)、三溪園蔵、左隻 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 近代日本画の歴史的展開を作品に即して理解する 「日本画」は明治以降、洋画に対応する作品を指す言葉として新たに登場し、国家による美術政策と密接に関わりながら発展しました。本講座では、その明治から昭和戦前期にかけて活躍した日本画家荒井寛方(1878-1945)の生涯と作品について最新の知見を踏まえて詳しく検討することにより、近代日本画の展開を分かりやすく解説します。本講座はまた、近代日本画のトップランナー荒井寛方の画業の本質に迫る貴重な機会になることでしょう。 スケジュール 03/08(土) 13:20~17:40 1日目:荒井寛方の画業の概要と時代背景を理解したのち、寛方の中期以降の画業に重要な影響を及ぼしたインドとの関係を取り上げます。 13:20-14:40 はじめに-荒井寛方の画業の紹介 14:50-16:10 時代背景-「美術」の概念とジャンルの確立 16:20-17:40 近代日本画における仏教主題 [担当講師: 三上 美和 ] 03/09(日) 09:30~17:00 2日目:寛方の代表作である《乳糜供養》(東京国立博物館蔵)を中心に、寛方を始めとした近代日本画家とインドとの関りについて取り上げ、当時の日印関係が寛方の画業に重要な影響を与えていたことを様々な作品から見ていきます。またこの時期は横浜の実業家、原三溪の支援を受けていましたので、三溪の支援の影響についても考えてみたいと思います。 09:30-10:50 近代日本画家とインド 11:00-12:20 寛方の初期文展出品作にみるインドと仏教主題 13:20-14:40 寛方筆《乳糜供養》(1) 14:50-16:10 寛方筆《乳糜供養》(2) 16:20-17:00 おわりに-まとめと質疑応答 [担当講師: 三上 美和 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目13:20~17:40、2日目 9:30~17:00 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(Zoom遠隔)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2445103 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】2/19(水)16:30 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 三上 美和 (日本美術史研究者、中央大学他非常勤講師) 2006年、学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(哲学)。専門は日本美術史、工芸史。大学院では横浜の実業家原三溪の美術蒐集と美術家支援を研究し、現在は日本画家荒井寛方について調査を進めている。京都芸術大学通信教育部、中央大学文学部、学習院女子大学他非常勤講師。主著『原三溪と日本近代美術』(国書刊行会、2017年)、主要論文「安田靫彦筆《夢殿》-明治期聖徳太子顕彰を手掛かりに-」(2009年、『美術史』第167冊)。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本画の基礎 -はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自が予め作成した写生または原画を基に日本画に取り組む講座です。... 新・企画脳人間入門講座2025 非常識の中にこそ企画の宝(ヒント)があることを知り、AIを出し抜く力を学ぶ 私たちの身のまわりで「人工知能(AI)」が目覚ましい進... ケアの倫理でデザインする―家族・人間関係とビジネスの可能性 「家族なんだからこのくらい」「職場だから仕方ない」「ビジネスだから当然」―― そんな言葉の裏に見過ごされてきた「傷つき」や「声なきニー... 「おいしそう」を作り出す写真テクニック 料理の写真を撮ったことはありますか?目の前の料理のおいしさをそのまま、もしくはよりおいしそうに記録することに難しさを感じたことがある方も... 関連講座 イスラーム陶器・タイルの歴史 この講座は、イスラーム美術史に興味がある方、陶器やタイルに関心を持つ方、さらには、北アフリカ・中東・中央アジアの歴史に関心のある方に最適... 京都の名石と名庭を巡るⅢ 日本庭園の構成要素「石」に注目して庭を観る 日本最古の作庭書と言われる『作庭記』は、冒頭「石をたてん事まつ大旨をこころうへき也」と... 鎌倉時代の病 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸っ子達の粋自慢-【ライブ配信】
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール