04/05(土) 04/06(日) 開講形態:集中 講座番号 G2511101 受付終了 「表現の自由」の再考 表現が流す、血と、汗と、涙。 東京 美術・工芸 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2025/04/05(土) 、2025/04/06(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 16,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2025/03/26(水) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 今日の社会の中で何らかの表現を行う際の指針を見つけるきっかけとする。 「表現の自由」は、憲法論における重要なテーマの一つですが、芸術大学において、その意味するところを見つめ直してみたいと思います。 個人の内心を芸術として昇華した作品や、社会問題に対する抵抗の手段としての表現は、時に大きな影響を持ちますが、人権として保護に値する表現には限界があることは否定できません。個人が表現し発信することのハードルが下がってきた今、「刺さること」や「注目を集めること」に注力するあまり誰かを傷付ける表現が野放しにされることがないよう、表現の自由について再考します。 スケジュール 04/05(土) 13:20~17:40 ナチスによる言動統制とプロパガンダとしての表現の行使態様を中心に、歴史上、表現の自由がどのように確立されたのかを俯瞰した後、現代社会の法体系にどのように組み込まれ、機能しているのかを整理します。その後、表現の自由の限界として扱われた芸術表現について考察します。 13:20~14:40 表現の自由の闘争の歴史 14:50~16:10 憲法論における表現の自由 16:20~17:40 アートと表現の自由①~芸術表現の限界事例 [担当講師: 柴田睦月 ] 04/06(日) 09:30~17:40 反戦運動、公民権運動、フェミニズム運動、ブラックライブズマター等を含む人権・社会問題に関する事例とヘイトスピーチを含む不快な表現について考察します。後半は、広告表現について整理した後、誹謗中傷問題を中心に、誰でも表現をより容易に行うことができるようになったデジタル時代における表現行為の限界について検討します。 09:30~10:50 アートと表現の自由②~芸術による抗議と社会運動 11:00~12:20 アートと表現の自由③~不快な表現・インクルーシブ表現 13:20~14:40 企業活動における広告表現の変遷と限界 14:50~16:10 デジタル時代の表現の自由①~影響力と誹謗中傷 16:20~17:00 デジタル時代の表現の自由②~AIによる表現(40分) 17:00~17:40 試験(40分) [担当講師: 柴田睦月 ] 持参物 筆記用具 備考 【開講時間】1日目13:20~ 17:40、2日目9:30~17:40 ※2日目の試験(17:00~17:40)は、成績評価・単位連携を希望する方のみ受験が必要です。 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2511101 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】3/19(水)18:02 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 柴田睦月 (弁護士) お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸っ子達の粋自慢-【ライブ配信】 米を報酬にしていた武士たちが江戸を作りましたが、天下泰平で米の値が下がると、その力が衰えます。やがて貨幣経済で力を付けた町人「江戸っ子」... ワインの文化と風土(遠隔+対面) ワインは一つの嗜好品であると同時に、文化や歴史をはじめ、広くその風土を内包する飲料であると言えます。本講座ではかかるワインについて、そ... 竹と共に編む、京の涼-京都職人WORKSHOP2025夏- 自宅にいながら京都の伝統文化に触れてその本質を学び、五感で楽しむワークショップ。 夏の講座では、京都・洛西で100年以上にわたり竹... 平安国風文化から武家文化へ大衆化されたマンガ史 マンガのストーリー性と表現手法の歴史を伝統芸能の進化と共に学ぶ 仏教が伝来し、漢字からかな文字が生み出された頃から女性文学が生まれ、様... 関連講座 ネオ民藝の旅 民藝と民具/木曽・平沢[蒐集篇]【ネオ民藝Ⅱ-2】 風土のなかでの創造性を観察する力を身につける 木曽十一宿の一つ奈良井宿の枝郷の平沢はでは江戸時代から塗りの櫛や曲げわっぱの生産が盛... はじめよう透明水彩画 「表現の幅」を身につける(水彩の楽しさを知る) だれもが小学校で扱ったことのある水彩絵の具。しかし画家にとってそれは紙と水が生み出... 「観る 感じる 描く」感性を広げるドローイング 「表現の幅」を身につける 画家は、表情のある下地を作ってから絵を描き始めることがあります。全くの白紙に描写を始めるのではなく、あら... 手描きパース基礎の基礎(東京) 目の前の風景を読みとけばパース表現は見えてきます パースは図面やプランを的確に表現する手法です。描くためには約束事を学びます。目... 最近見た講座 桂文治の落語教室(遠隔) 落語を学んで、話す力や表現力、コミュニケーション能力を身につける あなたも落語を話してみませんか? 落語家はたった一人、座布団に座...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール