• 09/06(土)
  • 09/07(日)

開講形態:集中

講座番号 G2522521

  • 受付中

庭園学講座32 -京都近代の庭園と建築 日本庭園・歴史遺産研究センター共催講座

  • 京都
  • 文化伝統・歴史

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基本開講地・会場 ※
京都瓜生山キャンパス
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
講義
受講料
定員
60名
申込締切日
2025/08/27(水) 13:00

名勝 杉本氏庭園(座敷庭)

到達目標と講座概要

目的  京都に残る近代庭園・建築について、講義と実地訪問によって、その魅力や特徴を探ります。 講座の概要  近代の日本においては、新たに始まった西洋社会との交流を契機としてさまざまな変革が行われました。本講座では京都の近代庭園・建築に注目し、近代を生きた人びとがどのような生活の場を生み出したのか、そこにはどのような特徴が見られるのか、そして現代の私たちはどこにどのような魅力を感じるのか、について探っていきたいと思います。  京都の近代建築についてみると、西洋建築の影響を受けて洋風の建築が導入されますが、一方で「近代和風建築」と呼ばれる伝統的な技術や意匠を継承・発展させた建築が見られ、それは住宅のみならず公共建築や社寺などの宗教施設にも及んでいます。  本講座ではこの近代和風建築とその庭園に注目し、その特徴をまず講義によって概観します。そして、京町家である杉本家住宅の建築と庭園、南禅寺界隈に展開された琵琶湖疏水を利用した別荘である對龍山荘の建築と庭園、伏見稲荷大社の社務所別館である松の下屋の建築と庭園など、さまざまな近代和風建築・庭園を実地に訪問します。  実際に暮らす所有者の方のお話をも伺いながら、それぞれの魅力について語り合い、京都の近代に思いを馳せていくことといたしましょう。

スケジュール

09:00~17:00

08:45~16:30

持参物
○筆記用具、カメラ、熱中症対策用品、虫除けなど。
備考

担当講師

尼﨑 博正 (京都芸術大学名誉教授、日本庭園・歴史遺産研究センター名誉所長)

1946年生まれ。京都大学農学部卒業。農学博士。宮内庁御所離宮庭園特別整備技術指導委員、日本造園学会関西支部顧問、日本造園修景協会京都府支部相談役、史迹美術同攷会名誉会長ほか。1992年日本造園学会賞受賞(設計作品部門)。2014年京都市文化功労者。著書に『植治の庭-小川治兵衛の世界』(淡交社/1990年)、『市中の山居―尼﨑博正作庭集』(淡交社/2006年)、『七代目小川治兵衛-山紫水明の都にかへさねば』(ミネルヴァ書房/2012年)ほか、多数。

担当講師

仲 隆裕 (京都芸術大学教授、日本庭園・歴史遺産研究センター所長)

千葉大学大学院園芸学研究科環境緑地学専攻修士課程修了。博士(農学・京都大学)。京都市文化財保護課文化財保護技師(記念物担当)、山中庭園研究所、千葉大学助手(園芸学部)などを経て現職。庭園文化史研究、文化財庭園を中心とする遺跡の保存修復・整備に取り組む。著書に『庭園史をあるく-日本・ヨーロッパ編』(共著・昭和堂/1998年)、『史跡名勝平等院庭園保存整備報告書』(分担・宗教法人平等院/2003年)ほか。

受講生の声

ローマ、美術の旅 [特別編]

書店で見つけた美しい本『フランスの伝統色』を創られた城一夫先生の講義を是非一度受けてみたいと思っていました。また本間紀子先生には国立西洋美術館のカラヴァッジョ展で解説していただきました!

2016年度[春季]/Y.M.さん
(60代/女性/東京都)

日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう

自営業で、休業する水曜日を有意義に過ごしたいという数年来の思いがやっとかないました。「二十四節季」など日本古来のしきたりや伝統文化を学びながら、茶事を経験したりと、毎回とても楽しみです。

2016年度[春季]/S.T.さん
(60代/男性/東京都)
【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

基本開講地・会場 ※
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態

到達目標と講座概要

備考

スケジュール

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