09/27(土) 09/28(日) 開講形態:集中 講座番号 G2524206 残りわずか ネオ民藝の旅 民藝と民具/木曽・平沢[蒐集篇]【ネオ民藝Ⅱ-2】 暮らしは漆で満ちていた 訪問 美術・工芸 ネオ民藝II-2 関連キーワード 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 訪問(その他エリア) 開講日 2025/09/27(土) 、2025/09/28(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 43,500円 (講座料:21,000円、 諸費用:22,500円) 定員 8名 申込締切日 2025/09/04(木) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 風土のなかでの創造性を観察する力を身につける 木曽十一宿の一つ奈良井宿の枝郷の平沢はでは江戸時代から塗りの櫛や曲げわっぱの生産が盛んな工人町として栄えました。標高900メートルという高山の寒冷気候が漆工に適していることや中山道の要衝であったことから江戸時代末から今日まで絶えることなく漆工の町として発展し当時の生活様式が色濃く残る町並みは2006年に重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けました。本編では街の特産である曲げわっぱに漆を塗り、漆の深い世界を体験するとともに、奈良井を中心とした宿場町の多様な土産物や生活道具を実際に目で見手に触れ蒐集を行います。 ※本講座は、京都芸術大学履修証明プログラム「ネオ民藝Ⅱ-2」に該当します。 スケジュール 09/27(土) 09:25~16:50 <1日目>木曽路はすべて山の中~木曽漆器の成り立ちと暮らし~ 木曽漆器の歴史と街並みの形成を見学と街歩きを通して学び、さらに 400年以上続く曲げわっぱに漆を塗る実習を通じて木の仕事を身体で覚えます。 09:25 JR木曽平沢駅集合、移動 09:40 北原漆工房着 10:00 第1回塗り 11:00 木曽漆器と町並み 講義 11:30 木曽平沢フィールドワーク 12:00 昼食(各自) 13:30 木曽漆器館集合 13:40 木曽漆器の技術と継承「金閣寺大修復」映像+講義 15:30 第2回塗り 16:50 終了/解散 [担当講師: 松井 利夫 、中村 裕太 、川合 健太 ] 09/28(日) 09:30~17:00 <2日目>日本遺産「木曽路」奈良井宿、風土の魅力 宿場町の店構えや土産物を通して山の恵みと人の交流が生み出す風土の魅力を学びます。 09:30 北原漆工房 集合 09:40 第3回塗り 10:50 奈良井へ移動 11:20 奈良井宿フィールドワーク 12:00 昼食(各自) 13:00 奈良井宿フィールドワーク 15:50 木曽平沢へ移動 16:10 北原工房集合・まとめ 17:00 終了/解散 [担当講師: 松井 利夫 、中村 裕太 、川合 健太 ] 持参物 ○筆記用具 、健康保険証 、雨具(必要な天候の場合)、汚れても良い服装 備考 【開講時間】1日目9:25~16:50、2日目9:30~17:00 ○諸費用は、見学料、材料費、保険料等となります。 ○当日の集合場所は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。 ○現地までの交通費、宿泊費は含みません。現地集合・現地解散となります。また、宿泊先は各自でご手配ください。 ○現地での移動に伴う交通費は各自負担となります。 ○見学先やスケジュールは一部変更になる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。 ○解散時間は、当日の交通事情等によって多少前後する可能性があります。 ○現地の天候等の状況により、開講前日までに中止の判断をする場合があります。中止になった場合も現地までの交通費等についての補償はできません。あらかじめご了承ください。 【注意】漆を使った実習を伴いますので汚れても良い作業着をご用意ください。十分注意はいたしますが、体に付着するとかぶれる場合がありますので心配な方は事前に医師等にご相談の上、ご参加ください。 北原漆工房 https://www.kitahara-urushi.com 木曽アルテック社 http://www.kiso-artech.co.jp/index.html <http://www.kiso-artech.co.jp/index.html> 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 ○履修証明プログラム該当講座の単位は、固有の科目名(=プログラム名)で「学部共通専門教育科目」の単位として連携(認定)します。 ※すでに該当科目[ネオ民藝Ⅱ-2](1単位)を修得済みの方は、単位連携はできません。 ○履修証明プログラム「藝術教育士2級(ネオ民藝Ⅱ)」資格の申請には、[蒐集篇]の4単位(=ネオ民藝Ⅱ-1~4)が必要です。[見聞篇]の単位(=ネオ民藝I-1~4のいずれか)が混じる場合、「藝術教育士2級(ネオ民藝Ⅱ)」は申請できません。 担当講師 松井 利夫 (陶芸家、京都芸術大学教授) 1955年生まれ。京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了。近年はたこつぼ漁、野良仕事を通して芸術の始源研究に没頭し人間の営みが芸術に変換される視点と場の形成、活動モデルの創造に「末端芸術」をキーワードとして取り組む。IAC国際陶芸アカデミー会員。第40回ファエンツァ国際陶芸コンクール大賞受賞。第17回ミラノ・トリエンナーレ招待など。 担当講師 中村 裕太 (美術家、京都精華大学准教授) 1983年東京生まれ。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点からタイル、陶磁器などの理論と制作を行なう。最近の展示に「第20回シドニー・ビエンナーレ」、「あいちトリエンナーレ2016」など。著書に『アウト・オブ・民藝』(共著、誠光社、2019年)。 担当講師 川合 健太 (デザイナー、京都芸術大学准教授) 1975年生まれ。京都精華大学美術学部デザイン学科(建築専攻)卒業。設計事務所勤務などを経て2007年~プロップ・ポジション参画。現在は「都市郊外の住戸におけるアートプロジェクトの実施研究」を主たる研究テーマに、住戸への最小限の働きかけで、新たな地で生活を営む家族とその地域との交流を図るプロジェクトに取り組んでいる。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 「おいしそう」を作り出す写真テクニック 料理の写真を撮ったことはありますか?目の前の料理のおいしさをそのまま、もしくはよりおいしそうに記録することに難しさを感じたことがある方も... 新・企画脳人間入門講座2025 非常識の中にこそ企画の宝(ヒント)があることを知り、AIを出し抜く力を学ぶ 私たちの身のまわりで「人工知能(AI)」が目覚ましい進... 日本画の基礎 -はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自が予め作成した写生または原画を基に日本画に取り組む講座です。... タタラによる造形 -まな板皿と取り皿- タタラでまな板皿と取り皿を制作し、技法と陶土の伸ばし方を学びます。 タタラとは、柔らかい土の表裏を繰り返し叩き延ばした板で造形する... 関連講座 建築模型の匠を目指す!「寺尾道場」(大阪) 「建築模型の素材、技法・表現方法、勘所」を身につける 「建築模型」は、図面やスケッチ同様に空間を伝えるための言語のひとつです。その... 手描きパース基礎の基礎(大阪) 「パースの基礎的な作図法」を身につける 「パース(透視図法)」を描くことに興味があっても学んだことが無いという人のための超・入門講... ネオ民藝の旅 民藝と民具/木曽・平沢[見聞篇]【ネオ民藝Ⅰ-2】 風土のなかでの創造性を観察する力を身につける 木曽十一宿の一つ奈良井宿の枝郷の平沢はでは江戸時代から塗りの櫛や曲げわっぱの生産が盛... はじめよう透明水彩画 「表現の幅」を身につける(水彩の楽しさを知る) だれもが小学校で扱ったことのある水彩絵の具。しかし画家にとってそれは紙と水が生み出...
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