07/12(土) 07/13(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2525102 もうすぐ受付終了 ケアの倫理でデザインする―家族・人間関係とビジネスの可能性 見過ごされてきた傷つきに目を向ける 遠隔(WEB) デザイン・コミュニケーション 映像・写真 文学・思想・哲学 環境・コミュニティ プランニング・発想 生活・食 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/07/12(土) 、2025/07/13(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2025/07/02(水) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「家族なんだからこのくらい」「職場だから仕方ない」「ビジネスだから当然」―― そんな言葉の裏に見過ごされてきた「傷つき」や「声なきニーズ」に目を向ける視点が、近年改めて注目されています。 本講座では、「ケアの倫理(ethics of care)」という思想を手がかりに、家族・職場・社会などを捉え直していきます。 講座を終えた後には、「はて、これはケアの倫理から考えてみると、どうなのだろう?」と、さまざまな場面を、そして他でもない自分自身の振る舞いを、問い直す視座が得られるはずです。 スケジュール 07/12(土) 13:20~17:40 13:20〜14:40:ケアの倫理とは何か ケアの倫理に関する基本的な視点や、思想がどのように育まれてきたかを学ぶことで、本講座の意図や意義を解説します。 14:50〜16:10:パートナーシップとケアの倫理 カップルや夫婦関係など親密な人間関係における、ケア的な関わりとは何か、逆にDVのような暴力をどう捉えるか、個人と社会の両面から考えます。 16:20〜17:40:親子関係とケアの倫理 子育て・親子関係における、ケア的な関わりとは何か、逆に虐待・マルトリートメントのような暴力をどう捉えるか、個人と社会の両面から考えます。 [担当講師: 松本理沙 、中川瑛 ] 07/13(日) 09:30~17:00 09:30〜10:50:マネジメントとケアの倫理 職場でのコミュニケーションにおいて、ケア的な関わりとは何か、逆にハラスメントのような暴力をどう捉えるか、個人と組織と社会の観点から考えます。 11:00〜12:20:マーケティングとケアの倫理 CM広告などのマーケティング活動において、ケア的な方法とは何か、逆に炎上事例などをどう捉えるか、個人と組織と社会の観点から考えます。 13:20〜14:40:プロダクト・サービスとケアの倫理 プロダクトやサービスの開発において、ケア的な視点とは何か、逆に不便や排除を生み出すデザインとは何か、個人と組織と社会の観点から考えます。 14:50〜16:10:振り返りのワーク 講座全体を振り返り、自分にとっての「ケアとは何か」を再構成する時間とします。レポート課題のための土台を作っていただきます。 16:20〜17:00:まとめ 最後は40分となりますので、振り返りのワークを踏まえたまとめの時間とします。 [担当講師: 中川瑛 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目13:20~ 17:00、2日目9:30~17:00 (先に発行した講座案内(印刷物)から終了時間に修正がございます。お詫びしお知らせいたします。) ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(zoom遠隔講義)」をご確認下さい。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairU上で「入室ボタン」を公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。「入室」ボタンをクリックするとボタン下部に青字でZoomURLが表示されますので、ZoomURLをクリックし、本講座のZoomに入室してください。 ○カメラは原則「ON」で受講してください。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 ○藝術学舎共通の事後アンケートをご案内しますが、講師独自のアンケートを実施する場合もあります。 ○本講義は、ハラスメントやDVなどの事例について取り上げる場合があります。詳細な内容が描写されるわけではございませんが、フラッシュバックなどのリスクがございます。参加にはご注意ください。 ○ライブ講義時の質問は、Zoomのチャット機能を使って送るようにしてください。講義中に適宜お答えします。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2525102 【「受講票アップロード通知メール」一斉送信日時 】6/25(水)12:30 上記、通知メールの一斉送信日時以降に申し込まれた方には、メールは送信されません。以下の手順で[受講票](pdf)をご確認ください。 ◎藝術学舎Webサイトにログイン>申込状況一覧>受講許可(開講前~開講中) 担当講師 松本理沙 (京都芸術大学専任講師) 2024年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は美術史、表象文化論。特にアメリカや日本におけるパブリック・アート、アート・プロジェクト、ソーシャリー・エンゲージド・アートなどについての研究を行う。共訳書に『アートワーカーズ――制作と労働をめぐる芸術家たちの社会実践』(フィルムアート社、2024年)。おもな論文に「ホームレスとの協働からみるクシシュトフ・ヴォディチコ《ホームレス・ヴィークル》──機能性の考察を通して」(『表象』第16号、2022年)。 担当講師 中川瑛 (株式会社変容資源研究所代表取締役所長) 京都芸術大学非常勤講師。英国エディンバラ大学院修士(科学技術社会論)。東京大学大学共生のための国際哲学研究センターUTCP研究協力者。 アート・デザインを含む人文社会科学の知見を用いた事業・組織開発コンサルティングを行う。ケアの哲学を基盤とし、DV・虐待・職場のハラスメント行為者など「加害者」とされる人の日本最大規模のオンライン自助会を運営、変容支援も専門とする。 近著にコミック『99%離婚(KADOKAWA2024)』シリーズ原作、『ハラスメントがおきない職場のつくり方』(大和書房2023)、『孤独になることば、人と生きることば(扶桑社2023)』など。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 多言語カフェ(大辻店) 「フランス語」の初歩をマスターする 「多言語カフェ」は、単なる語学学習の枠を超え、「ことば」そのものが持つ魅力を探る連続講座です。... 鎌倉時代の病 歴史資料を読む⼒を⾝につける 平安末期から鎌倉時代にかけては、自然災害や飢饉が多く発生しました。貴族・武士・庶民とそれぞれに影響を... 新・企画脳人間入門講座2025 非常識の中にこそ企画の宝(ヒント)があることを知り、AIを出し抜く力を学ぶ 私たちの身のまわりで「人工知能(AI)」が目覚ましい進... 日本画の基礎 -はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自が予め作成した写生または原画を基に日本画に取り組む講座です。... 関連講座 『ランドスケープを構想する』を読む クリエイティブに役立つ色彩論:色彩の意味を活かしたデザイン、創作活動の方法 芸大生のための ECサイト制作入門 学ぶ、作る、楽しむ、ペーパークラフトの世界!! 「紙の造形法と楽しみ方」を身につける 紙はとても身近な素材です。平面のまま使うことが多いですが、少し手を加えることで紙は立体になり...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール