08/05(火) 09/30(火) 開講形態:隔週/- 講座番号 G2525103 受付中 怪談ばなしの系譜 はて、恐ろしき執念じゃなあ 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/08/05(火) 、2025/08/19(火) 、2025/09/02(火) 、2025/09/16(火) 、2025/09/30(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 18,000円 (講座料:18,000円、 諸費用:0円) 定員 100名 申込締切日 2025/07/26(土) 13:00 怪談師と呼ばれた初代柳亭左龍の寄席ビラ お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 落語・講談における怪談ばなしの系譜を知る 怪談牡丹燈籠、真景累ヶ淵、四谷怪談、皿屋敷などなど。怪談は、落語・講談といった日本の伝統話芸においても、つねに人気の演目でした。明治の末頃までは「怪談師」と呼ばれる怪談を専門とする芸人もいたほどです。江戸時代から現代に至るまで、途絶えることなく語り継がれてきた怪談ばなしの数々、それはどのように誕生・発展・継承されてきたのでしょうか。本講座では、その系譜を辿ります。はて、恐ろしき執念じゃなあ。 スケジュール 08/05(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]8/5(火)~8/11(月) 第1回は、怪談ばなしの種類と歴史について学びます。一口に怪談ばなしといっても、その種類はさまざまです。どのような怪談ばなしがあり、それはいかに誕生・発展・継承されてきたのでしょうか。怪談ばなしの全体像を俯瞰してみたいと思います。 [担当講師: 宮 信明 ] 08/19(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]8/19(火)~8/25(月) 第2回は、『真景累ヶ淵』について学びます。三遊亭円朝の『真景累ヶ淵』は、先行する「累(かさね)」の伝説や説話、浄瑠璃や歌舞伎などの作品を貪欲に吸収しつつ創作されました。「累」の系譜を辿りながら、その怨念に込められた思いを解説します。 [担当講師: 宮 信明 ] 09/02(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]9/2(火)~9/8(月) 第3回は、、『怪談牡丹燈籠』について学びます。中国の明代、瞿佑(くゆう)による短編怪奇小説集『剪灯新話』の「牡丹灯記」に端を発する「牡丹燈籠」は、いかにして三遊亭円朝の『怪談牡丹燈籠』へ到達したのでしょうか。「牡丹燈籠」の系譜を辿りながら、その特徴について解説します。 [担当講師: 宮 信明 ] 09/16(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]9/16(火)~9/22(月) 第4回は、「四谷怪談」について学びます。鶴屋南北の『東海道四谷怪談』で有名な四谷怪談ですが、講談や落語といった話芸には、南北の生世話狂言では描かれることのなかったストーリーが数多く残されています。「四谷怪談」の系譜を辿りながら、その広がりについて解説します。 [担当講師: 宮 信明 ] 09/30(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]9/30(火)~10/6(月) 第5回は、「皿屋敷」について学びます。お菊の幽霊が夜な夜な「いちまーい、にまーい」と皿を数える皿屋敷伝説。ところが、落語ではその怪談をも笑いの対象にします。「皿屋敷」の系譜を辿りながら、その魅力について解説します。 [担当講師: 宮 信明 ] 持参物 ○筆記用具 備考 ○本講座は、オンデマンド講義(録画配信)です。視聴期間は、全5回とも「開講日」の14:00から7日間(~翌週月曜23:59まで)です。視聴期間中は繰り返し視聴できます。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)を利用して受講します。 ○具体的な受講方法は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、各配信開始日の3日前をめどにairUに掲載します。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 担当講師 宮 信明 (京都芸術大学准教授) 1981年、大阪府出身。慶應義塾大学文学部卒業。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館助手、助教、講師を経て現職。専門は幕末から明治期の芸能及び文化。2016年に開催された展覧会「落語とメディア」では企画監修をつとめた。近年の著書に『落語とメディア』(早稲田大学演劇博物館、2016年)、『昭和の落語名人列伝』(淡交社、2019年)ほか。話芸の変遷や社会と芸能の関わりなどについて研究するかたわら、落語会のプロデュースなども行っている。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 民俗学的視点からみる生活 民俗学の方法を学び、学問的なおもしろさを知る。 正月や盆といった年中行事、七五三や結婚式といった人生儀礼、神社や寺の祭など、民俗学... 「おいしそう」を作り出す写真テクニック 料理の写真を撮ったことはありますか?目の前の料理のおいしさをそのまま、もしくはよりおいしそうに記録することに難しさを感じたことがある方も... 静物デッサン 夏 「観察から表現への手がかり」を知る 私たちが絵を描く時によく使用する「線と調子」の効用について学びます。静物モチーフを手がかりにし... 桂文治の落語教室(対面) 落語を学んで、話す力や表現力、コミュニケーション能力を身につける あなたも落語を話してみませんか? 落語家はたった一人、座布団に座... 関連講座 桂文治の落語教室(対面) 落語を学んで、話す力や表現力、コミュニケーション能力を身につける あなたも落語を話してみませんか? 落語家はたった一人、座布団に座... クリムトの芸術 クリムトの芸術観について基礎的な知識を身につける 19世紀末を生きたクリムトの芸術観の特徴のひとつは唯美的な芸術至上主義でした。ク... 竹と共に編む、京の涼-京都職人WORKSHOP2025夏- 俳句の入り口・夏 17音の言葉の力を知り、豊かな表現力を身につける 京都の夏は暑い、とよくいわれます。しかし、実は木陰に入れば風が流れ、「涼」を楽し...
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