09/16(火) 09/17(水) 開講形態:集中/- 講座番号 G2525205 受付中 『ランドスケープを構想する』を読む 『ランドスケープを構想する』を執筆者と読み、ランドスケープデザインの今後の課題について一緒に考えましょう 遠隔(WEB) 環境・コミュニティ [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/09/16(火) 、2025/09/17(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2025/09/06(土) 13:00 『ランドスケープを構想する』京都芸術大学出版局 藝術学舎 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 『ランドスケープを構想する』を執筆者と読み、ランドスケープデザインの今後の課題について一緒に考えましょう 「ランドスケープデザイン」はこれまで、さまざまな大学の農学部で「造園学」として学ばれてきました。しかし、美しく快適でエコな空間・景観をつくる「ランドスケープデザイン」は、いまや農学の枠を超えて多くの人の関心を集めるものとなっています。芸術系大学である京都芸術大学も『ランドスケープを構想する』、『ランドスケープを実現する』という新たなテキストを制作し、好評を得ています。 本講座では、ランドスケープ計画を扱う『ランドスケープを構想する』を、執筆・監修に当たった本学教員とディスカッション形式で読み解きます。庭園、公園の本質を知るとともに、そうした敷地を超える「ランドスケープデザイン」についての、基本的な理解を作ることを目標としています。 スケジュール 09/16(火) 13:20~17:40 13:20〜14:40 はじめに:ランドスケープデザインの広がり 『ランドスケープを構想する』の全体の構成と主題について、第1部〜第3部の執筆・監修者全員による講義を行います。 14:50〜16:10 第1部「庭園を学ぶ」 16:20〜17:40 第1部続き、ディスカッション ランドスケープデザインの原点である「庭」について、その空間と歴史から今日的なあり方についてまで学びます。 ※第2講時の後半では、グループディスカッションにより「問い」を見出し、教員とともに考えます。 [担当講師: 稲田 多喜夫 、下村 泰史 、加藤 友規 、河合 健 ] 09/17(水) 09:30~17:00 09:30〜10:50 第2部「公園を学ぶ」 11:00〜12:20 第2部続き、ディスカッション ランドスケープデザインのもう一つの大きな対象空間である「公園」について、その空間と機能、歴史と今日的なマネジメントについて学びます。 ※第1部と同様、グループディスカッションによる「問いを立てる」試みを行います。 13:20〜14:40 第3部「景を学ぶ」 14:50〜16:10 第3部続き、ディスカッション 敷地を超える、地域のランドスケープデザインについて、地域景観と環境の保全、社会やアートとの関わりについて幅広く概観します。 ※第3部においても、グループで「問い」を立て、教員を交えた議論を行います。 16:20〜17:00 おわりに:全体を通じてのディスカッション グループごとに全体のまとめを行い、全員でシェアします。 [担当講師: 稲田 多喜夫 、下村 泰史 、加藤 友規 、河合 健 ] 持参物 備考 【開講時間】1日目13:20~ 17:40、2日目9:30~17:00 ○『ランドスケープを構想する』(稲田ほか編著,京都芸術大学出版局 藝術学舎,2024)を扱いますので、事前に目を通されることをお勧めします。 ○『ランドスケープを構想する』がお手元にない方のために、一定期間Google Drive上で閲覧できるようにします。 閲覧のためにはGoogleアカウントが必要になりますので各自でご用意ください。詳細は受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、各開講日の開始30分前よりairUで公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 担当講師 稲田 多喜夫 (ランドスケープデザイナー、京都芸術大学 准教授) 1993年に東京藝術大学を卒業後、鈴木昌道造園研究所に勤務し、茨城県県庁舎、清瀬駅北口広場(東京)などのランドスケープデザインを担当。 1999年に独立し、稲田ランドスケープデザイン事務所を設立。同年より東京藝術大学デザイン科助手~非常勤講師として、環境デザインを中心にデザイン全般の指導。2020年秋より京都芸術大学にて、通信教育部ランドスケープデザインコースの指導と運営を担当。 担当講師 下村 泰史 (京都芸術大学教授) 1964年生まれ。東京大学にて緑地計画学を修める。1990年より住宅・都市整備公団にて都市設計、緑地計画の実務に従事。2001年より京都造形芸術大学にて都市デザイン、地域計画等の教育・研究にあたる。天若湖アートプロジェクト、NPO 法人アートプランまぜまぜ等の多くの市民グループに関わり、ワークショップやコミュニティ・ミュージックのセッションなどを通じて、多数の声や音の中から生まれる風景を模索中。 担当講師 加藤 友規 (学術博士、京都芸術大学教授、植彌加藤造園(株)代表取締役社長) 1966年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後家業に入り、2005年より現職。日本の庭園文化を継承しつつ、最高の技術と感性、美意識で伝統を創造する、粋なプロの職人集団を目指し、日々修行を積む。博士論文『渉成園の空間的特質に関する研究』は、 2013年日本造園学会賞(研究論文部門)受賞。文化財庭園の保存と活用の実績として、2018年日本イコモス賞受賞。著書に『日本庭園のフォスタリング<こころとわざ>の継承と創造』(昭和堂/2025年)ほか。 担当講師 河合 健 (京都芸術大学環境デザイン学科大学院 芸術研究科教授) 1993年、カリフォルニア大学バークレー校大学院修士課程修了。1993~1999年、ピーターウォーカー・ウィリアムジョンソン・アンド・パートナーズ勤務。1999~2001年、ニューヨークアカデミーオブアートにて美術を学ぶ。2001~現在、本学にて都市ランドスケープデザインを担当。関わったプロジェクト:豊田市博物館、豊田市美術館、U.C. San Diego-Library Walk、播磨科学公園都市、さいたまけやきひろば、北彩都あさひかわまちづくり計画、ほか。論文:”The Moment of Landscape”, University of California at Berkeley, 1993 (那智大門坂から不審庵露地まで、俗と聖を結ぶ「道」の空間とシークエンスの分析) お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本画の基礎 -はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自が予め作成した写生または原画を基に日本画に取り組む講座です。... タタラによる造形 -まな板皿と取り皿- タタラでまな板皿と取り皿を制作し、技法と陶土の伸ばし方を学びます。 タタラとは、柔らかい土の表裏を繰り返し叩き延ばした板で造形する... 民俗学的視点からみる生活 民俗学の方法を学び、学問的なおもしろさを知る。 正月や盆といった年中行事、七五三や結婚式といった人生儀礼、神社や寺の祭など、民俗学... 桂文治の落語教室(対面) 落語を学んで、話す力や表現力、コミュニケーション能力を身につける あなたも落語を話してみませんか? 落語家はたった一人、座布団に座... 関連講座 京都の名石と名庭を巡るⅢ 日本庭園の構成要素「石」に注目して庭を観る 日本最古の作庭書と言われる『作庭記』は、冒頭「石をたてん事まつ大旨をこころうへき也」と... 室内緑化「つながるみどり」のデザイン 今回の講座は「室内緑化」です。住まいはもちろんオフィスや商業施設など室内に植物を取り入れる機会はますます増えていますが、一般的な屋外での... ケアの倫理でデザインする―家族・人間関係とビジネスの可能性
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール