08/19(火) 09/09(火) 開講形態:集中 講座番号 G2525220 もうすぐ受付開始 平安国風文化から武家文化へ大衆化されたマンガ史 平安女子が物語を創出、新たな英雄を産み出した御伽草子への表現手法変容の考察 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/08/19(火) 、2025/08/26(火) 、2025/09/02(火) 、2025/09/09(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 18,000円 (講座料:18,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2025/08/09(土) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 マンガのストーリー性と表現手法の歴史を伝統芸能の進化と共に学ぶ 仏教が伝来し、漢字からかな文字が生み出された頃から女性文学が生まれ、様々な物語や日記が登場してきた。小説や随筆の原点として平安女子目線から日本独自の女性文学が時代を経て進化したかを事例を交えながら考察する。歴史的に繰り返してきたn次創作という物語の拡張性が現代マンガにどのように影響を与えたかを「見立て」などの表現手法の分析を通じた講義を行う。 スケジュール 08/19(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義【第1回配信】[視聴期間]8/19(火)~8/25(月) 前半75分 貴族文化の中で生まれた日本独自のカナ文字文学による物語や日記が読み物としてどのように成熟していったのか現代マンガに描かれる事例を踏まえてマンガの抽象性を考察する 後半75分 紫式部によって書き綴られた貴族文化による物語構成がのちの文学に与えた影響とその世界観による二次創作であるマンガ作品が現代において時空を超えた共有と共感を与えたことを様々な角度から考察を行う [担当講師: 荻野 健一 ] 08/26(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義【第2回配信】[視聴期間]8/26(火)~9/1(月) 前半75分 日本文化における見立ての物語構造を、伝統芸能などを事例として、講義を進める。日本独自のマンガ表現の基礎となる物語の構成や見立ての仕方について、歴史的な背景を中心に考察を行う。 後半75分 古来から伝承された物語は、n次創作されマンガの世界に大きな影響を与えている。日本各地に伝わる目に見えない畏怖の念が可視化され、新たな物語として追求することで、貴族から一般庶民への文化の大衆化について事例を交えて考察する。 [担当講師: 荻野 健一 ] 09/02(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義【第3回配信】[視聴期間]9/2(火)~9/8(月) 前半75分 自然現象を目に見えない物の怪の仕業とした創作コンテンツが平安時代の物語世界観を大きく前進させ、目に見えない畏怖の念が現代マンガのストーリー性の起点となっていることを考察する。 後半75分 中国の古典的な地理書である山海経から発生した多くの架空の動物などの伝承と日本独特の創造性が描画方法に与えた影響や妖怪や物の怪の特異な表現について現代マンガの視点から考察を行う。 [担当講師: 荻野 健一 ] 09/09(火) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義【第4回配信】[視聴期間]9/9(火)~9/15(月) 前半75分 武家文化の登場による大衆化された物語、日本文化伝承の本質が時代と共に変容した背景を捉え、大衆に受け入れられる表現として歌舞伎や文楽に継承されていった事例を交え、マンガの表現手法の確立について考察していく。 後半75分 平安後期から鎌倉初期にかけて合戦絵巻や日記などの登場による物語の継承と表現手法の多様化、遣唐使廃止による日本文化の独自性の醸成について現代漫画に与えた影響の考察を行う。 [担当講師: 荻野 健一 ] 持参物 ○筆記用具 備考 ○本講座はオンデマンド型オンライン授業(録画配信)です。 パソコン・スマートフォン・タブレット等のインターネットに接続できる端末をご準備ください。 ○講義動画の視聴期間は、全4回とも「開講日」欄に記載された日の14:00から7日間(~翌週月曜23:59まで)です。視聴期間中は繰り返し視聴できます。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)を利用して、配布資料、講義動画、Webアンケート、課題(事後レポート等)内容・提出、成績評価等を行います。具体的な受講方法は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。開講前日までに必ず確認してください。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後課題レポート 担当講師 荻野 健一 (京都芸術大学教授) 広告代理店でプランニング、シンクタンクで次世代ネットワーク研究開発を担当。漫画雑誌創刊時に、著作権管理や漫画賞などを担当。日テレグループでプロデューサー業務。大学院では次世代メディアとモバイルを活用したコミュニケーション研究活動。地域資源発掘とコンテンツ展開を目的とした「聖地創生プロジェクト」を運営、自治体などと連動したインバウンド施策を実践し、豊島区のトキワ荘協議会と「トキワ荘大学」運営など各地で日本文化の国内外への発信を実施している。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 InDesign入門講座〜万能レイアウトツールとしての使い方を学ぶ〜 「InDesign」を駆使した総合的なレイアウトデザイン力を身につける デザインの世界でのスタンダートなソフトウェア群であるAdo... 室内緑化「つながるみどり」のデザイン 今回の講座は「室内緑化」です。住まいはもちろんオフィスや商業施設など室内に植物を取り入れる機会はますます増えていますが、一般的な屋外での... クリムトの芸術 クリムトの芸術観について基礎的な知識を身につける 19世紀末を生きたクリムトの芸術観の特徴のひとつは唯美的な芸術至上主義でした。ク... アートで働く! クリエイティブ業界の多様な働き方とキャリア思考 【講座概要】 本講座は、アートやデザイン、舞台芸術、美術、映像、イラスト、マンガなどのクリエイティブ業界に関心のある方を対象に、現代の...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール