10/28(火) 10/29(水) 開講形態:集中 講座番号 G2531418 受付中 色彩演習「色の調和を生み出そう」 「配色調和の方法」について理解を深めよう 東京 美術・工芸 [総合]学芸基礎演習1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2025/10/28(火) 、2025/10/29(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 演習 受講料 30,500円 (講座料:28,000円、 諸費用:2,500円) 定員 20名 申込締切日 2025/10/13(月) 13:00 絵具の混色のための色相環ーヨハネス・イッテンに倣って お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 色の調和は、一般的に目に心地よい配色であると言われますが、何が色を調和させるのでしょうか?伝統的な配色は、色相だけに焦点を当てていることが常で、色彩調和の方法としては単純化されすぎています。色と色の関係性は、明度や彩度の相互比率であるとか、全体的な構図の中における色の分布など、他の要因からも考慮されるべきです。この講座では、紙に不透明水彩絵具(ガッシュ)を画材として使用しつつ、講師が独自に採用している「2色三原色」の考え方に基づいた混色の仕方、色彩の調和を達成するための配色の方法を実践的に伝授します。「色彩名人」を目指しましょう。 スケジュール 10/28(火) 09:30~17:40 すべての色は、色相・明度・彩度といった3種類の属性を備えており、それらは色の外観(見え)を決定づけます。また、それぞれの属性は混色をすることによって個別に調整でき、さまざまな色を産み出すことができます。「2色三原色」の考え方は、混色に際して、とりわけ色相・彩度への意識を強めます。配色調和の実践では彩度に着目し、彩度域をスペクトルカラー(高彩度)、ミュートカラー(中彩度)、カラードグレー(低彩度)、無彩色グレーの4つのカテゴリーに分け、先ずはカラードグレーによる配色作品を2点制作します。 09:30-10:50 色の基本事項(基礎的知識、色の三属性、その他)のおさらい 11:00-12:20 2色三原色の理解のための作業と解説 13:20-14:40 配色調和のための彩度の4つのカテゴリーとトーンの関係、カラーレンジについて解説 14:50-16:10 配色実践:カラードグレーの習作1-A を制作します 16:20-17:40 配色実践:カラードグレーの習作1-Bを制作します [担当講師: 松田 幸三 ] 10/29(水) 09:30~17:40 前日に引き続き、彩度別の4つのカテゴリーの中のミュートカラーによる配色作品を2点制作します。 これらの課題と参考資料を通して、色の三属性が持つそれぞれの働きの違いや調和をもたらす要素、方法等について理解を深めます。 09:30-10:50 前日のカラードグレーの課題習作に倣ってミュートカラーの習作2-Aを制作します 11:00-12:20 引き続きミュートカラーの習作2-Aを制作 13:20-14:40 新たに、ミュートカラーの習作2-Bを制作します 14:50-16:10 引き続き、ミュートカラーの習作2-Bを制作 16:20-17:40 伝統的な配色に敷衍しつつ2日間の課題修作の小講評とまとめを行う [担当講師: 松田 幸三 ] 持参物 ○詳細は、受講票(開講3週間前をめどに発行)でご案内します。 ※教材購入を希望される方は、受講票の関連資料「教材購入申込書」にてお申し込みいただけます。申込締切日は10/14(火)です。お申込みを検討される場合は期日厳守となりますのでご注意ください。 備考 【開講時間】9:30~17:40 ○諸費用は、実習費(紙代等)となります。 ○参考文献:『デザインの色彩』(中田満雄、北畠耀、細野尚志/ 日本色研事業/2003年[部分改訂版]/1,100円[本体])、『色彩- カラーコーディネーター入門』(大井義雄、川崎秀昭/ 日本色研事業/2007年[改訂増補第2版]/1,500円[本体])※購入および講座への持参は必須ではありません。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての授業内の制作課題 担当講師 松田 幸三 (画家) 1952年佐賀県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。1982年フランス政府給費留学生としてパリ国立美術学校で学ぶ。1984年帰国。1986年スイス政府奨学金留学生としてジュネーブ州立美術学校で学び、1987年帰国。東京藝術大学をはじめ多くの学校、教室で講師を歴任しながら制作活動を続けている。個展、グループ展多数。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 2日でできる!マンガ家から学ぶ創作キャラ&イラスト講座 読者に「続きを見たい!」と思わせる1ページを描けるようになることを目標に、2日間でゼロから完成まで行うワークショップです。 初日は... PIGMENT TOKYOと絵画素材をまなぶ -箔で夜空をつくる- 絵画素材を理論と感覚から理解する 箔とは、金属を叩いて薄く延ばしたものです。金属特有の輝きは、絵画をきらびやかに彩ります。世界中で... 話芸と文芸 文学作品(文芸)と寄席演芸(話芸)との関わりを知る 幕末から明治期にかけて、寄席は庶民娯楽の王道でした。正岡子規や夏目漱石、森鷗外... 近代フランス絵画の100年 近代西洋美術史における諸運動、重要な作家・作品の特徴などについての概括的な知識を身につける アカデミスムとモダニスムという2つのキ... 関連講座 表現の基礎「銀筆画」 ハッチングで植物を描く!! 「銀筆画でハッチング」を身につける 銀筆(シルバーポイント)は鉛筆が発明される以前の西欧の描画道具です。銀の細い棒を研いで使います... イメージの展開・コラージュ:「記憶の地図」編 コラージュ制作によって柔らかくイメージを展開できる力を身につける コラージュが誕生した瞬間、表現の可能性は画期的に広がりました。ピ... “徹底丁寧” ゼロからの鉛筆デッサン 今以上にものを見る目と描く力を身につける 「デッサンを描きたいけれど、自信がないからはじめられない…」大丈夫です! 鉛筆の削り方や... 型彫りからする紅型染め-紅型染めを通して染織文化を学ぶ- 紅型染めを通して沖縄の文化を知り知識を深める 紅型は琉球王朝時代に、王族や士族の衣装に用いられた染色技法です。華やかなその配色に魅... 最近見た講座 日本画の基礎 -はじめての写生- 「写生の大切さと面白さに気づき基本的な観察力」を身につける 花は、野辺に咲く花、庭先の花、卓上の花、蕾が膨らみ咲き誇り枯れてゆく、... 刺繍・京繍(きょうぬい) 「伝統の技」を身につける 図案の書かれている絹の布を枠に張り、絹糸の平糸で刺繍を致します。 右手左手の両手で刺繍するのですが、初... 色彩と心 -五感で彩る自己表現法- 感覚を意識し、自分だけの表現方法を見つける 五感を意識し、自分の感覚や体験を言語化するエクササイズから始まり、それを色彩表現へ繋げ...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール