• 10/04(土)
  • 10/05(日)

開講形態:集中

講座番号 G2532202

  • 受付中

現代いけ花考:花を切り口に、現代社会における伝統文化の在り方を問う いけ花文化から花屋事情までを俯瞰する、花の現代社会論

  • 京都
  • 文化伝統・歴史
  • [専門]学芸専門講義1~10

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基本開講地・会場 ※
京都瓜生山キャンパス
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
講義
受講料
定員
40名
申込締切日
2025/09/24(水) 13:00

到達目標と講座概要

「センスがないから花なんかいけられません」。切花に携わる中で、たくさんの方がそう仰るのを見てきました。 日本の暮らしや文化は、いつの時代も季節と共に生きることで発展してきました。季節の象徴である花との関わり方は、日本人の暮らし方そのものであると言っても過言ではありません。そのはずの日本で、なぜたった一輪の花をいけることが、こんなにも難しくなっているのか。その問いに答えるには、花の種類や技術だけでなく、現代の住環境や価値観の変化、普段は語られない切花の流通や消費にも触れなければなりません。 「花をいける」というこの国が築き上げた最高の文化を、新たな視点で、徹底的に見つめ直します。私たちに必要なのはセンスではなく、歴史を学び現状を正しく理解しようとする視座なのです。 “センス”や“伝統”という言葉による思考停止に陥らず、「当たり前」を疑う社会学的な思考の方法を学んでいただきたい。そして、自信をもって一輪の花をいけられるようになっていただきたいと思います。

スケジュール

13:20~17:40

09:30~17:00

持参物
○両日終了後、講座の内容に応じたお花を1輪(50㎝程度)持ち帰っていただきます。必要な方は袋をご持参ください。
備考

担当講師

西村 良子 (いけばな嵯峨御流正教授)

嵯峨御流垣花悦甫先生に師事しながら、京都市内の大手花店で勤務。平成27年に京都木屋町通にて西村花店を開店、独立。京都の中心地、木屋町・先斗町のまちづくり活動に参画。先斗町まちづくり協議会事務局次長。京都市建設局都市緑化委員会委員(平成27・28年度)、京都市名勝円山公園再整備検討会委員(平成30~令和2年度)。都市空間としての京都やいけ花の公共性について研究。アムステルダム国立美術館前運河にてフラワーエキシビション(Artist in residence “Deshima AIR”)。学芸出版社まち座にて連載「京都の現代歳時記考」。

受講生の声

ローマ、美術の旅 [特別編]

書店で見つけた美しい本『フランスの伝統色』を創られた城一夫先生の講義を是非一度受けてみたいと思っていました。また本間紀子先生には国立西洋美術館のカラヴァッジョ展で解説していただきました!

2016年度[春季]/Y.M.さん
(60代/女性/東京都)

日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう

自営業で、休業する水曜日を有意義に過ごしたいという数年来の思いがやっとかないました。「二十四節季」など日本古来のしきたりや伝統文化を学びながら、茶事を経験したりと、毎回とても楽しみです。

2016年度[春季]/S.T.さん
(60代/男性/東京都)
【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

基本開講地・会場 ※
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態

到達目標と講座概要

備考

スケジュール

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