11/29(土) 11/30(日) 開講形態:集中 講座番号 G2534207 受付中 ネオ民藝の旅 in 鳴子[蒐集篇]【ネオ民藝II-3】 こけしと土地の暮らしから学ぶ2日間 訪問 美術・工芸 ネオ民藝II-3 関連キーワード 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 訪問(その他エリア) 開講日 2025/11/29(土) 、2025/11/30(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 37,500円 (講座料:20,000円、 諸費用:17,500円) 定員 10名 申込締切日 2025/11/08(土) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「風土のなかでの創造力を開拓する力」を身につける 柳宗悦が見出した「無名の手による美」の思想を手がかりに、鳴子温泉郷で伝承されるこけし文化と暮らしの中の手仕事を体感する講座です。東北の地に根ざした工藝や生活文化に触れ、「土地・素材・技法・暮らし」の関係性を深く理解することを目的とします。 視点 1.民藝思想の再考 柳宗悦の「用の美」「無名性」「暮らしに根ざす美」の概念を現地体験を通して学ぶ。 2.地域文化との対話 職人の語りや制作体験、フィールドワークを通じて、手仕事と風土の関係を理解する。 3.アウトプット重視 調査・考察をまとめ、発表することでデザイン的思考力と表現力を高める。 ※本講座は京都芸術大学履修証明プログラム「ネオ民藝Ⅱ-3」に該当します スケジュール 11/29(土) 13:00~17:30 13:00 日本こけし館集合 オリエンテーション 13:15~15:00 日本こけし館 鑑賞・こけしの系譜と地域性の比較鑑賞 15:00~15:15 日本こけし館 → 尿前の関跡へ移動(徒歩 約10分) 15:15~16:00 尿前の関跡見学・芭蕉と鳴子の歴史文化を学ぶ。 16:00~16:30 尿前の関跡 →Cafe Guttoへ移動 16:30~17:30 Cafe Guttoで対談「こけしは民藝か」中村裕太&松井利夫 18:00~ 各自で温泉旅館で湯治文化を体験 [担当講師: 松井 利夫 、中村 裕太 ] 11/30(日) 09:00~17:05 09:00 櫻井こけし工房に集合。櫻井こけし工房紹介 09:10~11:30 櫻井こけし工房・工人の語り「土地と木の仕事」 こけし絵付け体験 11:30~12:00 Cafe Guttoにて講義「こけしと地域活性化」早川欣哉 12:00~14:30 鳴子温泉街のフィールドワーク 鳴子高亀・ゑちごや雑貨店・足湯体験・民藝的視点でスケッチ・調査 14:30~15:00 Cafe Guttoに集合し、フィールドワークまとめ 15:00~17:00 リサーチ発表会・フィールドワークの成果共有・意見交換 17:05 Cafe Guttoにて解散(予定) [担当講師: 松井 利夫 、中村 裕太 ] 持参物 ○持参物の詳細は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。 備考 【開講時間】1日目13:00~ 17:30、2日目9:00~17:05 ○集合時間・場所の詳細は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。 ○1日目の日本こけし館は入館料500円がかかります。当日実費でお支払いいただきます。 【特別講師】 早川欣哉(はやかわ・きんや)古民家びと合同会社 代表社員 京都工芸繊維大学大学院修了。イギリス留学の後、東京の建築設計事務所勤務、早川建築研究所を経て、「古民家びと合同会社」設立。2009年から仙台暮らし。2014年から2019年まで「こども芸術の村」プロジェクトの副村長として、被災地の子ども向けアートワークショップの企画運営に携わる。 ○履修証明プログラム該当講座の単位は、固有の科目名(=プログラム名)で「学部共通専門教育科目」の単位として連携(認定)します。 ○すでに該当科目[ネオ民藝Ⅱ-3](1単位)を取得済の方は、単位連携はできません。 ○履修証明プログラム「藝術教育士2級(ネオ民藝Ⅱ)」資格の申請には、[蒐集篇]の4単位(=ネオ民藝Ⅱ-1~4)が必要です。[見聞篇]の単位(=ネオ民藝Ⅰ-1~4のいずれか)が混じる場合、「藝術教育士2級(ネオ民藝Ⅱ)」は申請できません。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 担当講師 松井 利夫 (陶芸家、京都芸術大学教授) 1955年生まれ。京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了。近年はたこつぼ漁、野良仕事を通して芸術の始源研究に没頭し人間の営みが芸術に変換される視点と場の形成、活動モデルの創造に「末端芸術」をキーワードとして取り組む。IAC国際陶芸アカデミー会員。第40回ファエンツァ国際陶芸コンクール大賞受賞。第17回ミラノ・トリエンナーレ招待など。 担当講師 中村 裕太 (美術家、京都精華大学准教授) 1983年東京生まれ。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点からタイル、陶磁器などの理論と制作を行なう。最近の展示に「第20回シドニー・ビエンナーレ」、「あいちトリエンナーレ2016」など。著書に『アウト・オブ・民藝』(共著、誠光社、2019年)。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 PIGMENT TOKYOと絵画素材をまなぶ -箔で夜空をつくる- 絵画素材を理論と感覚から理解する 箔とは、金属を叩いて薄く延ばしたものです。金属特有の輝きは、絵画をきらびやかに彩ります。世界中で... デッサン・絵画のための「遠近法」 「簡単な方法で遠近法を克服し一歩上の描写力」を身につける デッサンに限らず写実的に対象を描こうとする場合、形や陰影の見え方の原理を... トロンプルイユ!! アクリル絵具の活用術 「アクリル絵の具の特質を生かした様々な技法」を身につける アクリル絵具は水を使用するため手軽ですが、その乾きやすく厚みの出ない特性... 「光」を感じる 光を記録するメカニズムを理解し、写真技法の原理原則についての知識を得る 写真の基礎的な技法であるピンホール写真やフォトグラムといっ... 関連講座 ネオ民藝の旅 in 鳴子[見聞篇]【ネオ民藝I-3】 「風土のなかでの創造力を開拓する力」を身につける 柳宗悦が見出した「無名の手による美」の思想を手がかりに、鳴子温泉郷で伝承されるこけし... 作品をことばに-ディスクリプション(作品記述)入門 日本美術(特に近世絵画)を中心に作品記述の基礎を身につける 作品を言葉で表現することは、美術史研究の出発点であり、欠かせない作業で... 書芸術(入門・古典臨書)(京都) こちらは古典臨書の未経験者に近い段階や、初心者を対象にした講座です。 臨書を通して書の学習に必要とする基礎的な知識・技術の理解、習得を... 色彩演習「色の調和を生み出そう」 色の調和は、一般的に目に心地よい配色であると言われますが、何が色を調和させるのでしょうか?伝統的な配色は、色相だけに焦点を当てていること... 最近見た講座 本を書く、本を造る 本を知り、編集力を身につける 原稿が一冊の本になるまでのすべてを体験します。教室が出版社の編集部となり、受講生は作家であると同時に... 多年草植栽のデザイン 多年草(宿根草)の知識や技術を学び、多年草植栽のデザインを実践します。 植栽計画というと、見栄えもあり植栽費用もかかる高木植栽や、派手... 和紙と銅線でつくる自分だけのおやすみランプ 「和紙によるあかりの造形表現と空間演出法」を身につける 焚き火やろうそくの灯をずっと眺められるように、人はあかりというものに魅了さ...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール