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開講形態:集中/-

講座番号 G2535113

  • 受付中

声なき者たちの詩学 ―森崎和江、城田すず子、語れなかった女たちの声を聴く

  • 遠隔(WEB)
  • 文学・思想・哲学
  • [総合]学芸基礎講義1~10

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開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
講義
受講料
定員
50名
申込締切日
2025/12/10(水) 13:00

森崎和江作品です。講義ではこのほかに城田すず子さんの文庫を扱います。

到達目標と講座概要

語られなかった言葉、がある。語りえないもの、声にならないもの、なかったことにされてきたこと。近代、資本主義、家父長制、戦時体制というような大きな論理の底に押しつぶされてきた声が、ある。詩人森崎和江は、そうした声に体を傾け、ひとの体の中にあるかすかな声を聴いた。 本講座では、森崎和江作品を中心に読む。声なき女たちの声を集めようと森崎が最初に試みた『無名通信』、聞き書きノンフィクション『からゆきさん』、日本近代から売春防止法までの女性の性への国家介入を明らかにした『買春王国の女たち―娼婦と産婦による近代史』。そして今年度岩波現代文庫として復刊した、日本軍「慰安婦」として声をあげた数少ない日本人の城田すず子『マリヤの賛歌』を読む。

スケジュール

11:00~17:40

11:00~17:00

持参物
○筆記用具
備考

担当講師

中村 純 (詩人、編集者、京都芸術大学准教授、月刊誌「詩と思想」編集委員、日本現代詩人会、日本出版学会、新フェミニズム批評の会)

京都芸術大学芸術学部文芸表現学科准教授。2023年4月より京都芸術大学通信制大学院文芸領域の大学院生として小説を書く。2000年~2006年 早稲田大学ジェンダー研究所客員研究員。 詩集に『草の家』、『海の家族』、『はだかんぼ』、『女たちへ』。エッセイ評論集に『いのちの源流―愛し続ける者たちへ』、インタビュー編著に『憲法と京都』等がある。編集本に『セクシャルハラスメントとどう向き合うか』落合恵子・吉武輝子(岩波ブックレット)、『加藤登紀子詩集 美しき20歳』(春陽堂書店)がある。

【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

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※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

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