10/19(日) 10/26(日) 開講形態:集中/- 講座番号 G2535120 受付中 話芸と文芸 夏目漱石も森鷗外も、みんな落語や講談が大好きだった 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2025/10/19(日) 、2025/10/26(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2025/10/09(木) 13:00 夏目漱石(左)と三代目柳家小さん(右) お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 文学作品(文芸)と寄席演芸(話芸)との関わりを知る 幕末から明治期にかけて、寄席は庶民娯楽の王道でした。正岡子規や夏目漱石、森鷗外をはじめ、のちに文学史を彩ることになる作家たちも足しげく寄席に通いました。特に寄席演芸の中心をなす落語や講談といった話芸に魅了され、寄席に入り浸るだけでは飽き足らず、寄席通いの日々を己が作品に投影させた作家は少なくありません。本講座では、そんな作家たちと、彼らの原風景のひとつである寄席演芸との関わりを学習するとともに、日本の近代文学が話芸から何を取り入れたのか、その諸相を明らかにします。 スケジュール 10/19(日) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]10/19(日)~10/25(土) 坪内逍遙や二葉亭四迷、正岡子規、夏目漱石、森鷗外といった作家たちと話芸との関わりについて、さまざまな資料を参照しつつ、その結びつきの深さを学びます。文芸は話芸から何を取り入れたのでしょうか。 ①坪内逍遙、二葉亭四迷による言文一致運動と三遊亭円朝(80分) ②夏目漱石、正岡子規、森鷗外と寄席(80分) ③泉鏡花と講談、永井荷風と人情噺(80分) ④太宰治、坂口安吾ら無頼派作家と寄席演芸(80分) ⑤講談と大衆文学の誕生(40分) [担当講師: 宮 信明 ] 10/26(日) 13:20~17:40 ■ライブ講義(Zoom配信) 十一代目桂文治の話芸に実際に触れてもらうとともに、名作名演を鑑賞しながら、文治が語る話芸の魅力について学びます。さらに、話芸と文芸(文学)について、受講生も交えて質疑応答することで、話芸と文芸のそれぞれの特質を深く考察します。 13:20-14:40 桂文治の話芸(落語実演) 14:50-16:10 桂文治に聞く話芸の魅力(名演鑑賞) 16:20-17:40 桂文治に聞く話芸と文芸 [担当講師: 桂 文治 、宮 信明 、飯田 ひとみ ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】13:20~17:40 ※ライブ講義(10/26)の開講時間 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○オンデマンド講義の視聴期間は、10/19(日)14:00~10/25(土)23:59まで視聴可能です。視聴期間中はくりかえし視聴できます。 ○具体的な受講方法は、受講票の「関連資料(オンデマンド講義+Zoom遠隔講義)」に掲載しています。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで「入室ボタン」を公開します(受講票の関連資料 p.3-4参照)。「入室」ボタンをクリックするとボタン下部に青字でZoomURLが表示されますので、ZoomURLをクリックし、本講座のZoomに入室してください。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 ○カメラは原則「ON」で受講してください。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 [Webサイトの本講座詳細ページ] [URL]https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2535120 担当講師 桂 文治 (落語家、京都芸術大学客員教授) 1967年、大分県出身。1986年4月、十代目桂文治に入門。前座名「がた治」。1990年6月、二ツ目に昇進。「二代目桂平治」を襲名する。1999年5月、真打昇進。2012年9月、大名跡「桂文治」を十一代目として襲名。NHK新人演芸大賞、北とぴあ大賞、第三回林家彦六賞、第64回文化庁芸術祭賞新人賞(大衆芸能部門)、彩の国落語大賞ほか受賞歴多数。寄席や落語会をはじめ、テレビやラジオなど幅広い活躍を見せている。大きな声と愛くるしい表情、派手で陽気ながらも一本筋の通った高座で多くの観客を魅了する。 担当講師 宮 信明 (京都芸術大学准教授) 1981年、大阪府出身。慶應義塾大学文学部卒業。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館助手、助教、講師を経て現職。専門は幕末から明治期の芸能及び文化。2016年に開催された展覧会「落語とメディア」では企画監修をつとめた。近年の著書に『落語とメディア』(早稲田大学演劇博物館、2016年)、『昭和の落語名人列伝』(淡交社、2019年)ほか。話芸の変遷や社会と芸能の関わりなどについて研究するかたわら、落語会のプロデュースなども行っている。 担当講師 飯田 ひとみ (株式会社オフィスマツバ代表取締役、落語演芸プロデューサー) 京都造形芸術大学・文化学院卒業。企業PR館の学芸員を経て、落語会のプロデュース活動を始める。十一代桂文治襲名披露公演(於:日本橋劇場、協賛:衛星劇場)をはじめ、あだち落語会(後援:足立区)ほか企画公演多数。また、吉原噺の会、根津池之端落語会などの地域寄席も開催。東京藝術大学の彫刻と落語のコラボレーション企画、彫刻アートプロジェクト「時空の街」の落語会(65回文化庁参加公演)や、歌舞伎座花篭での「江戸落語を食べる会」等もプロデュースしている。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 「光」を感じる 光を記録するメカニズムを理解し、写真技法の原理原則についての知識を得る 写真の基礎的な技法であるピンホール写真やフォトグラムといっ... デッサン・絵画のための「遠近法」 「簡単な方法で遠近法を克服し一歩上の描写力」を身につける デッサンに限らず写実的に対象を描こうとする場合、形や陰影の見え方の原理を... 和紙と銅線でつくる自分だけのおやすみランプ 「和紙によるあかりの造形表現と空間演出法」を身につける 焚き火やろうそくの灯をずっと眺められるように、人はあかりというものに魅了さ... 2日でできる!マンガ家から学ぶ創作キャラ&イラスト講座 読者に「続きを見たい!」と思わせる1ページを描けるようになることを目標に、2日間でゼロから完成まで行うワークショップです。 初日は... 関連講座 現役俳優と学ぶ《言葉のニュアンスが伝わる朗読法》(2025秋) 作家の書いた言葉を大切に、聴き手に伝える為の「言葉のニュアンス」が感じられる読み方を理解する。 皆さんは朗読する時に何に気をつけて... 奈良・みほとけめぐり「フィールドワーク編」 奈良の仏教美術について幅広い知識を身につける 日本の仏像の歴史が始まった奈良県明日香村の寺院や遺跡を2日間かけて歩きます。1日目は... 令和の東京に見る江戸の名残 -江戸っ子たちの粋自慢-【アーカイブ配信】 京都の空間遺産―社寺に隠された美の作法
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール