02/28(土) 03/01(日) 開講形態:集中 講座番号 G2541208 受付中 写真をめぐる作家たち EAST(対面) 自作を語る 東京 映像・写真 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2026/02/28(土) 、2026/03/01(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 16,000円 (講座料:16,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2026/02/18(水) 13:00 「5Days/Panning of Days - Syncretism / Palilmpseste - 」©️ Kunihiko Katsumata 2016 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 多様な写真作品表現の背後にある、制作意図や姿勢について学ぶ 1839年の写真の発明以前から、作家たちは様々な表現や技術の開発に携わってきました。写真発明後170年余りを経た現在、デジタル技術の普及とともにさらなる多様な表現が展開されています。写真というメディアを使って作品を制作する作家たちをお招きし、ご自分の作品とその思想について語っていただきます。 スケジュール 02/28(土) 13:20~17:40 1日目は絵画や映画、SNS上に氾濫する画像など、様々なコンテンツを参照し、そこから得られるイメージおよび理論などを基に、イメージを変換、構築した写真作品を制作/発表するアーティストであるSystem of Cultureの小松利光氏にお話していただきます。 13:20-14:40(80分)作品と静物について 14:50-16:10(80分)作品とリファレンスについて 16:20-17:40(80分)作品について & 質疑応答 [担当講師: 勝又 公仁彦 、System of Culture ] 03/01(日) 09:30~17:00 2日目は2011年の震災と原発事故以降、写真術を用い、故郷の風景を通して「見る」ことの意味を問い直すこと、人の知覚や認識の違いを探求することを主なテーマとして作品を発表する村越としや氏にお話していただきます。 9:30-10:50(80分)現在取り組んでいる作品について 11:00-12:20(80分)作品制作以前(2001年から2003年) 13:20-14:40(80分)作品について(2004年から2009年) 14:50-16:10(80分)作品について(2011年から2020年) 16:20-17:00(40分)質疑応答 [担当講師: 勝又 公仁彦 、村越としや ] 持参物 ○筆記用具、ノート、手元ライト(プロジェクター投影時に、教室が暗くなる場合があります。必要な方のみお持ちください。) 備考 【開講時間】1日目13:20~17:40、2日目9:30~17:00 ○本講座をライブ配信するオンライン講座「写真をめぐる作家たち EAST(遠隔)」(講座番号:G2445442)も開講します。 ※申し込み後に遠隔受講に変更することはできません。 ○参考文献:『Right Angle -white next to white-』(勝又公仁彦/Media Passage/2,700円[定価])、『Compilation of photo series of Kunihiko Katsumata until 201X』(勝又公仁彦/Media Passage/2,300円[定価])、『写真2 現代写真: 行為・イメージ・態度 』(勝又公仁彦/発行:京都芸術大学 2021年/2,420円[定価]) ※参考文献の購入、および講座への持参は必須ではありません。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 担当講師 勝又 公仁彦 (美術家、写真家、京都芸術大学教授) 早稲田大学法学部卒業。多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」などをサブテーマに、常に写真の構造に触れる作品展開を続けている。主な受賞に日本写真協会新人賞など。主な展覧会に「写真の現在2 ―サイト― 場所と光景」(東京国立近代美術館、2002年)「都市の無意識」(東京国立近代美術館、2013年)「あいちトリエンナーレ2016」(「トランスディメンション ―イメージの未来形」2016)「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」(21_21デザインサイト、2018年)など。ライカ本社ギャラリーでの個展やアートバーゼルをはじめとするアートフェアなど、海外での出品機会も多数。 担当講師 村越としや (写真家) 1980年、福島県須賀川市の出身。 人間の持つ潜在的な記憶と自身の個人的な記憶、そして土地に刻まれた記憶などを写真術を使い作品制作をしている。 2011年に発生した東日本大震災とそれに伴い発生した福島第一原発での事故以降は、重点的に福出身地である島県内の様々な土地を訪れ撮影に取り組み、風景の変化と矛盾、人々の視覚的な認識の違いなどを見出だそうとしている。 これまでに多くの写真集を出版、2009年には自主ギャラリーと自主レーベルを設立するなど、作品を発表する手段や場についても意識的である。 現在は大学や専門学校で講師を務めるなど、写真術の伝導や若手アーティストの育成にも熱心に取り組んでいる。 2011年に日本写真協会賞新人賞を受賞、2015年にさがみはら写真新人奨励賞を受賞。 東京国立近代美術館、サンフランシスコ近代美術館、福島県立博物館などに作品が収蔵されている。 担当講師 System of Culture (System of Culture) System of Cultureは2017年に三人で結成したアート・コレクティブで、現在は小松のアーティストネームとして継続している。 小松利光は1989年東京生まれ。武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒業。 結成前、深夜のファミレスで映画やドラマ、SNSの投稿などについての雑談を毎週のようにしていたことがきっかけとなり、小松の実家の一室を使って、静物写真をベースに活動を始める。 静物画は16~17世紀のオランダで独立したジャンルとして成熟し、表現の実験の場として用いられてきた。System of Cultureはその系譜を引き、静物を視覚だけでなく思考や認知を扱うフレームとして捉えている。System of Cultureの制作の中心は、ある概念の可視化・意識化のためのオペレーションであり、写真はそこから自動的に引き出されるプロセスの痕跡である。 2021年「JAPAN PHOTO AWARD 2021」 Patricia Karallis賞受賞、2022年「VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」上野の森美術館、主な個展に、2022年「Exhibit 4」CALM & PUNK GALLERY 、2024年「Exhibit 6」parcel、2025年11月に「Exhibit 8 Pieces of Narratives」MAHO KUBOTA GALLERYにて個展開催予定。 作品集に「Book1」(2017 自費出版)「Book2」(2024 自費出版)がある。2025年11月に「Book 3 : Pieces of Narratives」(ユナイテッドヴァガボンズ)がある。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう(冬) 陰陽五行で解き明かす「日本文化と年中行事」古き良き「日本のしきたり」を知る。 中国より渡来した「陰陽五行思想」は、日本文化と風習を... 日本画の基礎-はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自で予め作成頂いた写生または原画を基に、日本画に取り組む講座で... 食とアートの歴史と課題を読み解く 世界的に注目されているアートと食の関係。食が美術史のなかでどのように振舞ってきたのかを探りながら、アートと社会の関係性を探ります。4回に... 社会とつながる著作権入門 近年、アートの社会的な意義に注目が集まっています。アート思考に代表されるビジネス面やホスピタルアートなどの医療分野に加えて、最近は障害の... 関連講座 デジタルカメラの基礎講座:静止しているもの撮影編 「カメラの機能を知り、撮影技術のポイント」を身につける 本講座は「静止しているもの撮影編」として、静止したものを撮影する上でのカメ... しごとに生かせる写真撮影法:伝わるイベント写真・広報から思い出まで 写真講座 静止画 「自宅でも活かせる撮影術」を身につける 何気なくシャッターボタンを押しているだけで、実は機能も多すぎて扱いに困ったり、用途に応じた... 写真講座「モチーフ撮影」 小物雑貨や置物、植物、フードなど魅力的に撮影したくてもイマイチどうとらえていいか悩んでしまうものです。この講座では、身近なモチーフを撮影... 最近見た講座 立ち絵が上手くなるキャラクター解剖学 人体の構造を理解しキャラクターを整合性のある造形にする。講座概要:人間の表情は感情にともなう筋肉(表情筋)の働きです。ある一つの感情によ...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール