02/28(土) 03/01(日) 開講形態:集中 講座番号 G2544203 受付中 岩崎家(三菱財閥当主)の近代庭園を俯瞰する ~東京に残る岩崎家ゆかりの庭園を巡る~ 訪問 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 訪問(その他エリア) 開講日 2026/02/28(土) 、2026/03/01(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 27,000円 (講座料:22,000円、 諸費用:5,000円) 定員 25名 申込締切日 2026/02/18(水) 13:00 清澄庭園 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 【到達目標】 江戸時代に栄えた大名庭園は明治維新により失われ、新たに台頭した新興勢力により近代的な庭園が出現した。その先駆けとして三菱財閥の創設者岩崎彌太郎が作り上げた清澄庭園ほか岩崎家ゆかりの庭園の歴史的、文化的及び社会的貢献度を俯瞰することにより、江戸から近代への庭園史の流れを見極める。 【講座概要】 1日目:近代庭園確立に多大な影響を及ぼした岩崎家4代にわたる庭園の歴史及び文化を講義形式で学ぶと共に清澄庭園を見学する。 2日目:東京にある岩崎家当主に係る3庭園を見学し近代造園の技術、空間構成を検証する。 スケジュール 02/28(土) 10:30~16:30 10:30 清澄庭園見学 12:10 休憩(昼食 13:10 講義「文化財庭園と岩崎家四代」 加藤友規 14:40 休憩 14:50 講義「東京における岩崎家庭園の歴史と文化」高橋康夫 16:20 明日の日程等事務連絡 16:30 終了 [担当講師: 加藤 友規 、高橋康夫 ] 03/01(日) 09:00~17:00 09:00 殿ヶ谷戸庭園見学 11:00 休憩&移動 12:40 旧岩崎邸庭園見学 14:00 休憩&移動 14:30 六義園見学 16:00 ディスカッション ~庭園史における岩崎家の庭園が果たした社会的役割~ 17:00 終了 [担当講師: 加藤 友規 、高橋康夫 ] 持参物 1日目(現地研修・講義):筆記用具、歩きやすい服装・靴、雨具(必要な天候の場合、お持ちください)、保険証。 2日目(現地研修):筆記用具、歩きやすい服装・靴、雨具(必要な天候の場合、お持ちください)、保険証。建物見学時は必ず靴下を着用してください。 備考 【開講時間】1日目10:30~16:30、2日目09:00~17:00 ○諸費用は、現地研修(2/28、3/1)の訪問先入園料・保険料等となります。各日の昼食は含みません。 ○1日目(2/28)は、清澄庭園(清澄白河)集合・解散予定です。 ○2日目(3/1)は、殿ヶ谷戸(国分寺)集合、六義園(駒込)解散予定です。両日とも現地までの交通費は自己負担となります。 ○現地研修の緊急連絡先(携帯電話の番号)等、詳細は受講票(開講2週間前をめどに発行)にてご案内します。 ○見学先やスケジュールは、一部変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。 ○解散時間は、当日の状況により、多少前後する可能性があります。 ○現地の天候等の状況により、開講前日までに中止の判断をする場合があります。中止になった場合も現地までの交通費等の補償はできません。ご了承ください。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 担当講師 加藤 友規 (学術博士、京都芸術大学教授、植彌加藤造園(株)代表取締役社長) 1966年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後家業に入り、2005年より現職。日本の庭園文化を継承しつつ、最高の技術と感性、美意識で伝統を創造する、粋なプロの職人集団を目指し、日々修行を積む。博士論文『渉成園の空間的特質に関する研究』は、 2013年日本造園学会賞(研究論文部門)受賞。文化財庭園の保存と活用の実績として、2018年日本イコモス賞受賞。著書に『日本庭園のフォスタリング<こころとわざ>の継承と創造』(昭和堂/2025年)ほか。 担当講師 高橋康夫 (一般社団法人日本庭園協会前会長) 東京都出身。茨城大学農学部卒業。京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)大学院芸術環境専攻環境デザイン領域日本庭園分野修士課程修了。 1973年東京都に勤務。都立武蔵野中央公園などの設計・監督・管理及び都立文化財庭園の保存管理計画に携わる。東京都退職後、公益財団法人東京都公園協会勤務。 2011年神代植物公園園長。2013年緑と水の市民カレッジ事務局長。NPOエコ・シビルエンジニアリングー市民環境村塾代表理事。著書に『小石川後楽園』(共著、(公財)東京都公園協会、1981年)、『花と緑の四季だより』(共著、明石書店、1998年)ほか お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 日本画の基礎-はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自で予め作成頂いた写生または原画を基に、日本画に取り組む講座で... 令和の東京に見る江戸の名残 -水辺の面影- 【ライブ配信】 徳川家康が入府した頃、江戸城は天然の堀に囲まれた水辺の城でしたが、同時に水害をもたらす厄介な場所でもありました。そんな水辺を、4代にわた... 伏見の歴史と酒造り 地域の歴史とものづくりを学ぶ 京都市南部の伏見は、その地勢から中世までは巨椋池に接する景勝の地として知られ、桃山時代には秀吉などの... 日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう(冬) 陰陽五行で解き明かす「日本文化と年中行事」古き良き「日本のしきたり」を知る。 中国より渡来した「陰陽五行思想」は、日本文化と風習を... 関連講座 風土に根差した瀬戸内建築顕彰の地を巡る 「文化遺産の地域性の理解」を身につける 日本庭園などの文化遺産は伝統と最先端が融合して成り立っています。造営当初、いきいきと人々と... 日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう(冬) 陰陽五行で解き明かす「日本文化と年中行事」古き良き「日本のしきたり」を知る。 中国より渡来した「陰陽五行思想」は、日本文化と風習を... 江戸時代の京都(遠隔+対面) 伊勢神宮とその信仰 日本宗教史(とくに神祇信仰史)を学ぶ。 神道の総本山的なイメージがある伊勢神宮を軸として、その古代から近代にいたる歴史を時代ごとの...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール