02/11(水) 02/26(木) 開講形態:集中/- 講座番号 G2545104 受付中 江戸時代の京都(遠隔+対面) 京都の武家、町人、郷士の世界 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 旅先で学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2026/02/11(水) 、2026/02/26(木) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 20,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:5,000円) 定員 40名 申込締切日 2026/02/01(日) 13:00 二条城 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 江戸時代の京都を知る 江戸時代の京都に、どのようなイメージを持たれているでしょうか。上京には、江戸幕府の権威を象徴する二条城、京都所司代が置かれ、下京には商工業を生業とする町人の暮らしがあり、かつて農村地域であった壬生には農民で武士待遇を与えられた郷士が集住していました。意外に知られていないそれぞれの身分による暮らしの違いと地域の特色を、オンデマンド動画配信で学習した後、実際に二条城、杉本家住宅、壬生寺と壬生地域をそれぞれ訪ねて講師の解説を聞きながら現地を実見することで、江戸時代の身分や地域の特色などを考え、江戸時代の京都の諸相に迫ります。なお、今回は杉本家住宅の雛飾りの特別公開を貸切で見学いたします。 スケジュール 02/11(水) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]2/11(水)~2/25(水) 江戸時代の二条城(80分)と 二条城の障壁画(50分)で京都における幕府の行政と武家の美意識について学びます。 壬生郷士と新選組(80分)で、壬生地域の郷士についてと幕末の新撰組を学びます。 杉本家住宅と祇園祭と屏風祭(80分)で、京都の商家の町家と町衆の美意識について学びます。 ※現地研修(2/26)の前に視聴してください。講座終了後も数日視聴可能です(詳細は別途案内予定)。 [担当講師: 栗本 徳子 ] 02/26(木) 08:45~17:40 ■現地研修(現地集合・現地解散) 8:45-10:30 二条城 (天守閣跡、庭園、本丸御殿)を講師の解説とともに観覧します。 10:30-12:30 移動と昼食 午後からは、壬生寺では、壬生・壬生郷士・新撰組などの講義とともに各所を見学します。杉本家では、町家見学ととともに、江戸時代から近代の雛人形を飾る特別公開を貸切で観覧します。あわせて(財)奈良屋記念杉本家住宅の杉本節子氏の「江戸時代の杉本家と祇園祭」の講義を受けます。 受講生の人数によって午後からは2グループに分かれて受講します。以下の予定ですが、詳細は現地研修前に案内する受講票をご覧ください。 A班 杉本家住宅12:30- 14:40 移動14:40–15:20 壬生寺と壬生地域15:30-17:40 B班 壬生寺と壬生地域12:30- 14:40 移動14:40–15:20 杉本家住宅15:30-17:40 [担当講師: 鍛治 宏介 、栗本 徳子 ] 持参物 ○現地研修(2/26)の持参物は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。 備考 【開講時間】8:45~17:40 ※現地研修(2/26)の開講時間 ○諸費用は、各所の見学費とイヤホンガイドなどを含みます。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)を利用して受講します。具体的な受講方法は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。開講前日までに必ず確認してください。 ○オンデマンド講義の視聴期間は、2/11(水)14:00~2/25(水)23:59まで視聴可能です。オンデマンド講義を視聴した上で、現地研修(2/26)に臨んでください。また、受講後もしばらくは復習目的に再視聴することができます。 ○2/26(木)は、二条城・壬生寺・杉本家住宅での現地研修です。集合場所・注意事項につきましては、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。 ○現地までの交通費および施設間の交通費は各自負担となります。 ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 ※配信画面のスクリーンショット、録画・録音は厳禁です。研修先には撮影禁止の場所があります。現地で案内しますので講師などの指示に従ってください。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 担当講師 鍛治 宏介 (京都先端科学大学人文学部歴史文化学科教授) 2008年京都大学博士(文学)。2013年より現職。著作に「江戸時代手習所における七夕祭の広がりと書物文化」(『文化史のなかの光格天皇』2018年)など多数。江戸時代の書物文化と天皇像に関する研究を進めている。小学生と中学生、二児の父として子育てにも奮闘中。 担当講師 栗本 徳子 (京都芸術大学大学院教授) 1956年京都府生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。専門は、平安時代の仏教美術と仏教儀礼に関する歴史研究。著書に『文化史学の挑戦』(思文閣出版/2005年)、『日本思想史辞典』(山川出版社/2009年)、『信仰、自然との関わりの中で 日本の芸術史 造形篇I』(幻冬舎/2013年)、『飾りと遊びの豊かなかたち 日本の芸術史 造形篇II』(幻冬舎/2013年)など。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 令和の東京に見る江戸の名残 -水辺の面影- 【ライブ配信】 徳川家康が入府した頃、江戸城は天然の堀に囲まれた水辺の城でしたが、同時に水害をもたらす厄介な場所でもありました。そんな水辺を、4代にわた... 食とアートの歴史と課題を読み解く 世界的に注目されているアートと食の関係。食が美術史のなかでどのように振舞ってきたのかを探りながら、アートと社会の関係性を探ります。4回に... 日本画の基礎-はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自で予め作成頂いた写生または原画を基に、日本画に取り組む講座で... 京都・みほとけめぐり 「奈良の仏教美術について幅広い知識」を身につける 奈良・京都や各地の著名な観音像を取りあげて、分かりやすく解説します。第1回は清凉... 関連講座 伊勢神宮とその信仰 日本宗教史(とくに神祇信仰史)を学ぶ。 神道の総本山的なイメージがある伊勢神宮を軸として、その古代から近代にいたる歴史を時代ごとの... やきもの鑑賞入門 -中国宋代を中心に- 中国陶磁史を概観しながら、東洋陶磁の基礎的な装飾技術とその発展について学びび、多様な陶磁器鑑賞の方法について知る。 とくに日本文化に大... 日本文化と国際交流(遠隔+対面) 「日本文化を英語で紹介する方法」を身につける 日本文化を海外に紹介する方法を学びます。日本文化の国際交流の歴史、日系人・外国人によ... 奈良公園の鹿で学ぶ民俗学[環境・モノ編]
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール