02/21(土) 02/22(日) 開講形態:隔週/- 講座番号 G2545220 受付中 寄席演芸 名演鑑賞 芸はどこにあるのか? 芸のありかを探る! 遠隔(WEB) 文化伝統・歴史 [総合]学芸基礎講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2026/02/21(土) 、2026/02/22(日) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円、 諸費用:0円) 定員 50名 申込締切日 2026/02/11(水) 13:00 担当講師の2人が執筆に加わった『昭和の落語名人列伝』(淡交社、2019年) お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 寄席演芸の名演に触れ、その芸について理解する 名演とは? 名人芸とは? 常磐津佐知太夫の名で活躍、またTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」の笑い屋としても知られる重藤暁と、京都芸術大学准教授で、「TBS落語研究会」の解説を務める宮信明がご案内する名演・名人芸の世界。本講座では、落語や講談、浪曲といった寄席演芸の名演・名人芸と呼ばれる高座を映像資料によって鑑賞しつつ、その成り立ちや背景を解説するとともに、話芸や演技の独自性、演出上の特徴などを明らかにします。 寄席演芸はもちろん、舞台芸能について、より深く知りたい、あるいは論じていみたいと思っている方、芸能の世界の裏話を聞いてみたいという方も大歓迎! 芸はどこにあるのでしょうか。そのありかを探ります。 スケジュール 02/21(土) 13:20~17:40 1日目は落語、特に十代目柳家小三治を取り上げます。孤高の名人とも称される小三治の技法と美学について解説するとともに、師匠である五代目柳家小さん、兄弟子の七代目立川談志などとの比較を通して、その芸のありかを探ります。 13:20-14:40 なぜ小三治は孤高の名人と呼ばれたのか 14:50-16:10 小三治の名演を鑑賞 16:20-17:40 小さん、談志などとの比較を通して、小三治の芸について考察 [担当講師: 宮 信明 、重藤 暁 ] 02/22(日) 09:30~17:00 2日目は講談と浪曲、特に講談は六代目神田伯山、浪曲は玉川奈々福、玉川太福を取り上げます。それぞれ三代目神田松鯉や六代目一龍斎貞水、二代目玉川福太郎などとの比較を通して、その芸のありかを探ります。 09:30-10:50 伯山の名演を鑑賞 11:00-12:20 松鯉や貞水との比較を通して、伯山の芸について考察 13:20-14:40 玉川奈々福、玉川太福の名演を鑑賞 14:50-16:10 二代目玉川福太郎との比較を通して、奈々福、太福の芸について考察 16:20-17:00 まとめ(質疑応答) [担当講師: 宮 信明 、重藤 暁 ] 持参物 ○筆記用具 備考 【開講時間】1日目13:20~ 17:40、2日目9:30~17:00 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日当日の開始30分前よりairUで公開します ○配付資料がある場合は、開講初日の3日前をめどにairUに掲載します。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 担当講師 宮 信明 (京都芸術大学准教授) 1981年、大阪府出身。慶應義塾大学文学部卒業。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館助手、助教、講師を経て現職。専門は幕末から明治期の芸能及び文化。2016年に開催された展覧会「落語とメディア」では企画監修をつとめた。近年の著書に『落語とメディア』(早稲田大学演劇博物館、2016年)、『昭和の落語名人列伝』(淡交社、2019年)ほか。話芸の変遷や社会と芸能の関わりなどについて研究するかたわら、落語会のプロデュースなども行っている。 担当講師 重藤 暁 (伝統芸能研究家・常磐津演奏家) 1991年、東京都出身。早稲田大学基幹理工学部卒業。一橋大学院言語社会研究科修了。大学院在学中に現在の師匠・常磐津一佐太夫氏と出会い、常磐津に入門、現在、常磐津佐知太夫として活躍している。また、TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」に笑い屋として出演、好評を博している。江戸川大学メディアコミュニケーション学部情報文化学科特別講師、早稲田大学エクステンションセンター講師、「伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム」三味線音楽のScratch教材開発代表などを務めている。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 京都・みほとけめぐり 「奈良の仏教美術について幅広い知識」を身につける 奈良・京都や各地の著名な観音像を取りあげて、分かりやすく解説します。第1回は清凉... 日本の「おもてなし」と「しきたり」を味わう(冬) 陰陽五行で解き明かす「日本文化と年中行事」古き良き「日本のしきたり」を知る。 中国より渡来した「陰陽五行思想」は、日本文化と風習を... 伏見の歴史と酒造り 地域の歴史とものづくりを学ぶ 京都市南部の伏見は、その地勢から中世までは巨椋池に接する景勝の地として知られ、桃山時代には秀吉などの... 日本画の基礎-はじめての着彩- 「日本画制作の過程を通し、日本画材の基本的な扱い方」を身につける 各自で予め作成頂いた写生または原画を基に、日本画に取り組む講座で... 関連講座 桂文治の落語教室 落語を学んで、話す力や表現力、コミュニケーション能力を身につける あなたも落語を話してみませんか? 落語家はたった一人、座布団に座... 箏を奏でる”楽器製作の世界”~舞台裏を支えるプロフェッショナルの技~ 「日本文化を紡ぐ美しい音色、伝統芸能を支える伝統楽器製作の技」を知る 箏(こと)という楽器をご存知ですか?箏は奈良時代に中国大陸か... 現役俳優と学ぶ《言葉のニュアンスが伝わる朗読法》(冬) 作家の書いた言葉を大切に、聴き手に伝える為の「言葉のニュアンス」が感じられる読み方を理解する。 皆さんは朗読する時に何に気をつけて... 伝統芸能を支える技・技・技(2026年) 日本のさまざまな技が結集して支えている伝統芸能の現状と今日的な課題について知る。 「伝統芸能」というと日常生活との間に距離があるよ... 最近見た講座 アートで働く! アートとともに生きる。知っておきたいサバイブ基礎知識 【講座概要】 本講座では、アート・演劇・デザイン・映像などの創造的分野で「働き続ける力を育む」ことをテーマに、長期的なキャリア形成に必...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール