01/07(水) 03/04(水) 開講形態:隔週/- 講座番号 G2545232 受付中 PIGMENT TOKYOと絵画素材をまなぶ -日本の伝統画材で花をえがく- 遠隔(WEB) 美術・工芸 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード ネットで学ぶ 基本開講地・会場 ※ 遠隔(WEB) 開講日 2026/01/07(水) 、2026/01/21(水) 、2026/02/04(水) 、2026/02/18(水) 、2026/03/04(水) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 35,600円 (講座料:18,000円、 諸費用:17,600円) 定員 60名 申込締切日 2025/12/28(日) 13:00 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 絵画素材を理論と感覚から理解する PIGMENT TOKYOの壁一面に並ぶ色のなかに、鉱石を砕いてつくられる「岩絵具」という顔料があります。小さな宝石のような絵具は、現代では「日本の伝統画材」と説明されることが多いですが、時代を遡ると、世界中で絵画を彩ってきた絵具です。 本講座では、日本画の制作方法だけでなく素材そのものについて学び理解を深めます。講座全体を通して、理論と感覚をいったりきたりしながら絵画における素材の効果に気付き、「独自の美術視点の確立」を目指します。 スケジュール 01/07(水) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]1/7(水) ~ 1/13(火) 第1回:(理論) 「はじめての岩絵具」 1. 岩絵具の基礎知識(番数のちがいや原石について) 2. 実践 花をえがく 3. 実践 葉をえがく 4. 岩絵具の混色と膠抜きについて [担当講師: 三毛 あんり ] 01/21(水) 14:00~23:59 ■オンデマンド講義(録画配信)[視聴期間]1/21(水) ~ 1/27(火) 第2回:(理論)「日本絵画秘伝技法」 1. 膠・ドーサ ① 膠の基礎知識 2. 膠・ドーサ ② 膠の特性 3. 膠・ドーサ ③ 実践(膠の炊き方など) 4. 顔料の種類と特性について ※膠(にかわ)… 接着剤 [担当講師: 三毛 あんり ] 02/04(水) 19:00~21:00 ■ライブ講義(Zoom配信) 第3回:(感覚) 「実習」 ご自宅へお送りする画材セットを使って、講師とともに制作し、花の作品を完成させます。 [担当講師: 岡野 敦美 、三毛 あんり ] 02/18(水) 19:00~21:00 ■ライブ講義(Zoom配信) 第4回:(感覚) 「講評(セッション)」 完成した作品を鑑賞しながら、それぞれの学びについて共有します。 「全員が同じ作品を制作するなんて個性がなくてつまらない」と思われるかもしれませんが、同じ下絵と絵具と筆を使っても、不思議と同じ作品はひとつもないものです。ご自分でも意図せずに発揮された個性を、じっくりと堪能する時間です。 [担当講師: 岡野 敦美 、三毛 あんり ] 03/04(水) 19:00~21:00 ■ライブ講義(Zoom配信) 第5回:(感覚と理論) 「振り返りとまとめ」 最終回は、素材についてあらためて理論から振り返ります。 第1・2回では理論的に、第3・4回は実際に画材に触れて感覚で理解してきました。理論と感覚をいったりきたりしながら日本の伝統画材について理解を深めます。 [担当講師: 岡野 敦美 、三毛 あんり ] 持参物 ○画材セットは、第3回のライブ講義(2/4)までに、宅配便にて藝術学舎のご登録住所宛にお送りします。発送後、一斉配信メールをお送りしてお知らせします。 備考 【開講時間】19:00~21:00 ※ライブ講義(2/4、2/18、3/4)の開講時間 ○諸費用は、教材費(画材セット・教材動画代)と送料になります。 ○第1回(1/7)・第2回(1/21)のオンデマンド講義(録画配信)の視聴期間は、「開講日」欄に記載された日の14:00から7日間(~翌週火曜23:59まで)です。視聴期間中はくりかえし視聴できます。 ○本講座は、通信教育課程の学習用サイトairU(https://air-u.kyoto-art.ac.jp/)とZoom(オンライン会議アプリ)を利用して受講します。Zoomは必ず最新バージョンに更新しておいてください。 ○具体的な受講方法は、受講票(開講2週間前をめどに発行)でご案内します。開講前日までに必ず確認してください。 ○Zoom接続情報は、開講日毎に当日の開始30分前よりairUで公開します。 【成績評価方法】全授業回を踏まえての事後レポート課題 担当講師 岡野 敦美 (PIGMENT TOKYO 画材エキスパート) 2022年シカゴ美術館附属美術大学大学院予科修了(絵画)。絵画、インスタレーション作品を主に制作、作家活動を行う。PIGMENT TOKYOではワークショップや記事の英訳を担当。 担当講師 三毛 あんり (PIGMENT TOKYO 画材エキスパート) 2014年多摩美術大学大学院修士課程修了、修士(美術)。絵画作品制作を主とした作家活動を行う。PIGMENT TOKYOではワークショップ講師や商品案内を担当。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 これからの京都学 2025 京都芸術大学では「京都文藝復興」「藝術立国」の理念のもと、東洋の思想を基盤とした藝術教育を行っています。その一環として故芳賀徹名誉学長が... 「エピソードトーク」ドリル 何気ない日常の出来事でも、語り方ひとつで“伝わる体験”に変わります。本講座では、そうしたエピソードトークを「実際に考えて・話して・直して... 社会とつながる著作権入門 近年、アートの社会的な意義に注目が集まっています。アート思考に代表されるビジネス面やホスピタルアートなどの医療分野に加えて、最近は障害の... コンピュータの中の小宇宙・モジュラーシンセシスを体験する モジュラーシンセのソフトでシンセサイザーの基本を学び、音楽制作を体験する 「DTM」という言葉に代表されるように、近年コンピュータ... 関連講座 バスケタリー かごを編む技法と立体造形 「かごを編む技法を知り、自由な発想で制作する力」を身につける 草やつるなどの自然素材ばかりでなく、糸や布などの柔らかい素材も強く撚... 銅版画(エッチング)の魅力 銅版による版表現を通し、素材とイメージの合致を体験する 金属(銅版)に鋭いニードル(鉄筆)で直に版に描くドライポイントは銅の素材感... 素材と表現【水墨II-4】 墨と水が融合する偶然性から各自の「心境」表現につながるように演習を進めます 墨、紙、水など素材の特性を吟味し、各自が表現法を模索し... アクリル画入門「民族衣装を着た人」を描く アクリル絵具と各種メディウムによる豊かな表現技法を学ぶ。描写の前に対象物をしっかり観察すること。 アクリル絵具の特性は水性でありな...
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール