• 08/01(土)
  • 08/02(日)

開講形態:集中

講座番号 G2622103

  • 受付中

アートステイトメント   自分の創作をことばで伝える

  • 京都
  • デザイン・コミュニケーション
  • [総合]学芸基礎講義1~10

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基本開講地・会場 ※
京都瓜生山キャンパス
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態
講義
受講料
定員
40名
申込締切日
2026/07/22(水) 13:00

到達目標と講座概要

 アートライティングの主な目的は、アート作品がもつ文化的な価値を言葉によって伝えることにあります。言い換えれば、「この作品はなぜ重要なのか」「どのような点に価値があるのか」を、他者と共有できるかたちで表現する営みです。  たとえば一枚の風景画を前にしたとき、「きれいだ」と感じるだけでなく、「遠近法によって奥行きが強調されている」「青の色調が静けさを生み出している」といった気づきを言葉にすることで、その作品の魅力や価値を具体的に伝えることができます。また、人物画であれば、「視線はどこに向けられているのか」「背景との関係はどのように構成されているのか」といった問いを立てることで、作品の見え方はぐっと深まります。  一方で、「どこから考え始めればよいのか分からない」「専門的な用語を知らないと語れないのではないか」と感じている方も多いのではないでしょうか。本講座では、そうした戸惑いに寄り添いながら、美術史や美術批評のさまざまな考え方を手がかりに、作品に向き合うための視点を身につけていきます。難しい知識を覚えることよりも、「どのように見るか」「どのように問いを立てるか」に重点を置いて進めていきます。  もちろん、正解のない問いに向き合い、それを言葉としてまとめていくことは簡単ではありません。しかし、見たことや感じたことを丁寧に言葉にし、その根拠を作品の中に探していくことで、誰でも少しずつ自分なりの語り方を見つけることができます。制作に携わっている方はもちろん、これまで鑑賞が中心だった方にとっても、作品との新しい関わり方が開けてくるはずです。  また、作品解釈の重要なテーマである「作者の意図」にも目を向けます。美術史では、作者の意図をどのように考え、解釈に取り入れるかが長く議論されてきました。そうした問題を考える手がかりとして、今回は、オランダで古典絵画の修復に長年携わってきた樋上将之氏をナビゲーターに迎えます。修復家という立場から、作品に込められた「作者の意図」にどのように向き合っているのかをお話しいただきます。    本講座では、西洋美術のさまざまな作品や作者自身の言葉を手がかりに、作品を自分の言葉で記述するための視点や問いの立て方、そして客観的に語るためのコツを実践的に学びます。修復家の視点も取り入れながら、「よく見ること」と「言葉にすること」を行き来する中で、作品をより深く理解し、伝える力を育てていきます。美術作品と作者、それを取り巻く言葉について、一緒に考えてみませんか。

スケジュール

13:20~17:40

09:30~17:00

持参物
筆記用具
備考

担当講師

花澤 志 (京都芸術大学講師)

花澤 志(はなざわ ゆき) 1977年生まれ。関西大学大学院文学研究科哲学専攻美学・美術史専修 博士課程後期課程 所定単位取得後退学。元美術館学芸員。京都芸術大学講師。関西大学非常勤講師。専門は西洋近現代美術史。近著「地中海的古典主義再考―20世紀初頭におけるフランスとカタルーニャの文化的共鳴―」、『関西大学芸術学美術史研究学会eジャーナル』、第4号、2024年。

担当講師

樋上 将之 (絵画保存修復専門家)

樋上 将之(ひのうえ まさゆき) 1976年大阪生まれ。関西大学大学院文学研究科哲学専攻美学・美術史専修 博士課程前期課程修了。オランダのStichting Restauratie Atelier Limburg (Limburg Conservation Institute)にて古典絵画・彩色彫刻保存修復のDiploma取得。オランダの美術館、文化財研究所にしばらく在職した後、フリーランスとして独立。マウリッツハイス美術館、アントワープ王立美術館の保存修復部門にて保存修復プロジェクトに携わる傍ら、絵画保存修復専門の個人アトリエにて個人・財団・美術館所蔵作品の保存修復にも数多く関わる。専門はオランダ、フランドル絵画の保存修復。日本では関西大学大学院にて非常勤講師も勤める。

【科目の概要】
科目名
担当者
履修形態 () 開講期
授業概要

基本開講地・会場 ※
開講日

※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

形態

到達目標と講座概要

備考

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