到達目標と講座概要
講座の概要
文化財庭園の保存修理事業に際しては、史資料調査や測量調査、発掘調査などの事前調査が行われ、新たな情報が収集されます。そして、例えば発掘調査が行われた場合には、池の護岸の構造や構築技法など、表面観察では知ることができない情報を得ることとなり、それが文化財庭園の新たな価値として評価されることにつながっていきます。
また、庭園の特徴や魅力を伝える活動は、庭園の所有者や観賞者によって、文字や絵図、写真など様々な方法で行われてきています。庭園に関するパンフレット、絵葉書、雑誌や書籍の刊行ほか、近年ではインターネットを通じた情報発信も盛んになっています。こうした情報発信活動によって、庭園の新たな価値や魅力が発見され、広く共有されていく、といえるでしょう。
今回の講座では、近年の保存修理事業で明らかとなった文化財庭園の新たな価値について、講義や実地を訪れる現地研修で学ぶとともに、調査研究や修復・出版において活躍されている方々を講師・パネラーにお迎えし、シンポジウムで議論を展開したいと思います。
暑い時期ですが、みなさまの参加をお待ちいたします。