10/06(火) 12/22(火) 開講形態:隔週 講座番号 G2631206 受付中 表装から見なおす日本美術 作品の装いから聴くものがたり 東京 文化伝統・歴史 [専門]学芸専門講義1~10 関連キーワード 基本開講地・会場 ※ 東京外苑キャンパス 開講日 2026/10/06(火) 、2026/10/27(火) 、2026/11/17(火) 、2026/12/01(火) 、2026/12/22(火) ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 講義 受講料 20,000円 (講座料:20,000円、 諸費用:0円) 定員 40名 申込締切日 2026/09/26(土) 13:00 勝川春章 柳下美人図 江戸時代 18世紀 メトロポリタン美術館 お気に入り カートに入れる 到達目標と講座概要 「掛軸の表装」という異なる視点から日本美術を捉えることで、日本美術、日本文化への理解を深める。 本講座では日本美術における名脇役である掛軸の表装に着目します。表装は不思議な存在です。私たちがある作品について考える時、表装まで含めて考えることは決して多くはありません。ですが、実際に作品をみる時、表装は必ず目に入り私たちは表装も含めて作品を鑑賞しています。作品は表装をもって完成し、作品の印象を左右する重要な存在なのです。そして表装は、作品が生まれてから今に至る歴史の証人でもあります。作品がどのように受け継がれ、鑑賞されてきたかといったさまざまな情報を知る手がかりがそこには刻まれているのです。本講座では主役である絵画とともに、それを包み、支えてきた表装に目を向け、表装からしかみえない「日本美術史」に迫ってみたいと思います。 スケジュール 10/06(火) 14:00~16:00 第1回:イントロダクション 表装の古典 前半ではイントロダクションとして表装から日本美術を考える意義について考えます。後半では室町時代に足利将軍家によって形成された東山御物の表装(東山表装(表具))、また茶の湯における表装をとりあげ、その後の表装文化の規範となった存在についてみていきます。 [担当講師: 濱村 繭衣子 ] 10/27(火) 14:00~16:00 第2回:江戸絵画と表装① 江戸時代は多様な文化が花開く時代です。絵画もまた例外ではなく、取り合わせられる表装もまたさまざまです。第2回では、近世絵画の中から、よく知られた名品をはじめいろいろな例を取り上げます。本紙との取り合わせを楽しみ、表装から想像を広げ、時代性をみるなど、さまざまな見方を試みます。 [担当講師: 濱村 繭衣子 ] 11/17(火) 14:00~16:00 第3回:江戸絵画と表装②―肉筆浮世絵の表装 表装が語る作品の価値 第3回では江戸時代の絵画の中でも肉筆浮世絵(直接絹や紙に筆で描いた浮世絵)の表装を扱います。肉筆浮世絵の表装はさまざまなジャンルの中でも、とりわけ自由度が高く、多彩な取り合わせが魅力です。また表装はときに、作品の価値やこめられた思いを伝える存在ともなります。この回ではそうした表装の例も扱いたいと思います。 [担当講師: 濱村 繭衣子 ] 12/01(火) 14:00~16:00 第4回:佐竹本三十六歌仙絵と表装 近代に入ると、伝統的な文化が劇的に変化する中、それまでとは異なるタイプの表装が生まれます。所蔵者や画家など、表装に関わる人々の思想や考え、こだわりが明快に伝わる表装が登場するのです。第4回ではそうした「主張する表装」のうち、近代日本を代表する経済人であり茶人、コレクターでもあった人々(近代数奇者)が関わる「佐竹本三十六歌仙絵」の表装をとりあげます。 [担当講師: 濱村 繭衣子 ] 12/22(火) 14:00~16:00 第5回:近代数奇者の表装・民藝の表装・画家の表装 第5回も近代における表装のかたちをとりあげます。第4回に続き、近代数奇者による表装、さらに、民藝運動の主導者として知られる思想家柳宗悦の表装、また画家自身が自らの絵画に施した表装として上村松園の表装を扱います。 [担当講師: 濱村 繭衣子 ] 持参物 ○筆記用具、手元ライト(プロジェクター投影時に教室が暗くなる場合があります。必要な方のみお持ちください。) 備考 【開講時間】14:00~16:00 担当講師 濱村 繭衣子 (京都芸術大学・大学院講師、早稲田大学講師) 東京都生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。東京都生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。専門分野は日本美術史、中でも近世絵画史。現在日本における表装文化について関心を持ち、研究を進めている。主著に『表装ものがたり 書画を彩る名脇役を知る』(淡交社、2023)、監修した展覧会として「表装ー肉筆浮世絵を彩る」(太田記念美術館、2026)がある。 お気に入り カートに入れる あなたへのおすすめ講座 茶の湯文化にみる「おもてなし」と「しきたり」を味わう(秋) 茶道とは、日本文化と年中行事を知る「道標」 千利休により「体制」された茶道は、それまで無かった「のみ回し」がはじまり、明治時代になると... 表現の基礎「銀筆画」 ハッチングで植物を描く!! 「銀筆画でハッチング」を身につける 銀筆(シルバーポイント)は鉛筆が発明される以前の西欧の描画道具です。銀の細い棒を研いで使います... 東京藝術学舎アートファクトリー2026 芸術の発想力を身につける アーティストが、世界にも日本にもたくさんいるというのに、芸術系の大学や専門学校がいっぱいあるというのに、... 現役俳優から学ぶ《言葉のニュアンス》を伝える朗読法(2026秋) 作家の書いた言葉を大切に、聴き手に伝える為の「言葉のニュアンス」が感じられる読み方を理解する。 皆さんは朗読する時に何に気をつけて... 関連講座 刺繍・京繍(きょうぬい) 「伝統の技」を身につける 図案の書かれている絹の布を枠に張り、絹糸の平糸で刺繍を致します。 右手左手の両手で刺繍するのですが、初... 令和の東京に見る江戸の名残 ー 災害と復興の物語 ー 【アーカイブ配信】 中世の清水寺参詣道を歩く(対面+現地研修) 「歴史的・文化史的なものの考え方、捉え方」を身につける 歴史や文化には、現在、残っているものと残っていないものがあります。戦国時代... 遊女墓からみる遊廓史
基本開講地・会場 ※ 開講日 ※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。 形態 到達目標と講座概要 備考 スケジュール