到達目標と講座概要
町人の居住地である町屋はどのように作られ、どのように賑わうようになったのか?日本橋や神田には、今でも大伝馬町、小伝馬町、馬喰町、北乗物町、鍛冶町、紺屋町などの名前が残っていますが、町屋ができた頃とは様子が違います。例えば、当初は陸運物流拠点だった大伝馬町は、水運が盛んになるにつれて太物問屋や紙問屋などが軒を連ね、その後、太物問屋はファッション発信地へと発展し、紙問屋付近に地本問屋が集まり、メディア中心地として賑わったのです。賑わった町屋にはそれぞれに物語があるので本講座で一緒に学びましょう。
本講座では、古地図、浮世絵、絵草紙、喜千也作品(現在の様子)を見ながら、江戸の町屋の成り立ち、盛り場や町人文化への理解を深めてもらいます。「我々はどこから来たの?どこへ向かうの?」という歴史を学ぶ上で重要な課題も受講者の皆さんとともに考察したいと思います。