到達目標と講座概要
窓という身近な存在から、住まいの心地よさを考え、日々の暮らしに活かせる視点を得ることを目標とします。
窓は、光や風を取り入れるための「開口部」であると同時に、外と内、建築とインテリア、自然と暮らしをつなぐ、住まいにとって大切な存在です。部屋の中にいながら外の気配を感じ、ふと窓辺に立つことで気持ちが整う、そんな「間(ま)」のような役割も担っています。
近年、四季から二季へと移り変わりつつある気候の中で、住まいにおける快適性は、これまで以上に窓のあり方に左右されるようになりました。窓の断熱や日射の調整といった工夫は、冷暖房に頼りすぎない、無理のない暮らしにつながる身近な選択でもあります。
本講座では、何気ない存在でありながら、住まいの快適さに大きく影響を与えている「窓」にフォーカスし、その歴史やしくみ、環境との関係をひもときながら、夏の暑さや冬の寒さへの向き合い方、プライバシーや安心感、さらにインテリアとしての窓辺のしつらえまでを段階的に学んでいきます。自分の住まいが、日々の過ごし方や心地よさにどうつながっているのかを考えながら、これからの暮らしに活かせる視点を見つけていきます
*授業の進⾏に応じて、適宜少⼈数のグループに分かれてのブレイクアウトルーム、ワークショップを実施する予定です。